華
題名、人名の「unknown 」は仕様です。
カリスト
ここは好きに使っていいわ。
麗
こんな待遇良いんだ〜
麗
嬉しいなぁ……
カリスト
なんでそんなに感動してるのよ……
カリスト
……それで、貴女の本来の目的は?
麗
ん?
麗
職場見学だけど?
カリスト
貴女まだ、大学卒業してないでしょう?
麗
インターンシップ?
カリスト
それでこんな国外まで来るものなの?
麗
海に呼ばれたから。
麗
それじゃダメ?
カリスト
さっき電話してた人は?
カリスト
上司らしき人だったけれど。
麗
……私さ、舐められてんのかな。
麗
そんな簡単に喋ると思う?
麗
君に迂闊に喋るほど落ちぶれてないんだけど。
カリスト
舐めてない……
カリスト
誤解させたのは申し訳ないわ。
麗
え?
麗
そんなのが通じると思って?
カリスト
───正直に話すわ。
カリスト
貴女が電話している最中、ある所から命令が降りてきたの。
カリスト
「立花麗という女性に手を出すな」と。
カリスト
その命令を下した人を貴女は知ってるでしょう?
麗
だからさ……
───話すと思ってんの?
麗
馬鹿にしないでくれる?
カリスト
言わないってことは知ってるって事でいいわよね。
麗
……チッ
麗
ええ、そうよ!分かるわよ!
麗
これでいいかしら?!
カリスト
目的は?
麗
いい気になるなよ。
麗
だから嫌だったんだ。
麗
……私じゃ分からなくて、上司は教えてくれない情報を貰いに来た。
麗
君達なら関わってるだろうって旧友が言ったから。
カリスト
成程ね。
麗
なんにも聞いてないのね、海斗から。
カリスト
イヨは何にも貴女について教えてくれないから。
カリスト
彼にとって特別なのよ。
麗
……話すことは話したわ。
麗
満足してくれたかしら?
カリスト
ええ、ありがとう。
何の時間でしょう?
イヨ
貴女が彼女と話せる時間が終わったので連れ出した、それだけです。
そんなの決まってないし、彼女には聞くべき事が沢山あったと思いますが。
イヨ
時間、なんです。
イヨ
時間が決まってるんです。
…そんなこと言われなかったわ。
イヨ
話し始めた後に決まった、と言えば良いでしょうか。
そんなの、後出しじゃない!
イヨ
我々も彼女に下手な事が出来なくなりました。
イヨ
彼女の後ろにいるもののお陰でね。
まさか……
イヨ
私がお伝え出来るのはここまでです。
イヨ
───くれぐれも彼女に危害を加えないよう。
イヨ
何か足りないものはあるかい?
麗
今のところは無いね。
麗
どうせ動けないし。
イヨ
そうか……何かあったら言ってくれ。
イヨ
出来る限り用意させてもらう。
麗
ありがとう。
イヨ
それと、顔合わせしといた方がいいかと思って連れてきたよ。
イヨ
入ってくれるかい?
失礼します、タナトス様。
麗
その呼び方……
麗
どうぞ。
unknown
初めまして、これからよろしくお願いします。
麗
え、……
麗
誰、だっけ……
unknown
初対面かと思いますが。
麗
いや、何処かで、
─────────
麗
君まで巻き込みたくないもの。
unknown
ですが、私は……
麗
お願い、私がいて良かったって思わせて……
麗
そして、「私の夢」を私の代わりに叶えて。
麗
これが私からの最後の命令。
unknown
かしこまりました。
unknown
お気をつけて。
unknown
「もう一度お会いしましょう」
麗
ええ……
─────────
麗
(……何、今の)
麗
ごめん、1人にしてくれるかしら……
麗
挨拶ありがとう、これからよろしく。
イヨ
でも、
麗
出ていって!
麗
ごめん……ちょっと疲れてるの。
unknown
これからよろしくお願いします。
unknown
失礼します。
麗
ええ。
イヨ
俺、また後で来るよ。
麗
……ありがとう
─────────
麗
(カレンダーが12月だった。)
麗
(今は11月中旬。)
麗
(過去にあんなことは無かった。)
麗
(消したい過去でも覚えてるもの)
麗
(じゃあ、あれは……)
───予知?
マフィア物語 side麗 第一章 [完]
華
これで、side麗第一章完となります。
華
次回から伏線を回収しまくる第二章になると思ってます。
華
そして誠に勝手ながら、暫くの間休止させていただきます。
華
理由は…本編に追いつけ追い越せになってしまうので…ね。
華
追い越すと大変なので…
華
次回がいつになるかわからないですが、また次回お会いしましょう。
華
さようなら。






