五月
五月
五月
五月
地雷さん、nmmnの意味が分からない人はばいばい。 前編です。何編あるか知らんけど。 通報したらゆるさねぇかんな。 アニキ愛され。
悠佑
がんがんとなる頭の痛みで目が覚める。 発声したことでわかる喉の痛み。
悠佑
最近仕事も山場に入り、さらにグループの人気もありがたいことに出てきたおかげで活動の忙しさも以前の倍となった。 しっかり休めた日なんてもう覚えていない。 今日の予定はなんだったかとスマホを開く。 その瞬間、刺さるようなブルーライトが頭を引っ掻き回す。
悠佑
思わずスマホを落として手で頭を抱える。 ズキズキと鳴る頭に数分、動けないでいる。 こうなることは分かっていたはずなのに、うまく頭が回らない。 もう一度慎重に、目を細めて予定を確認する。
悠佑
よりによって今日。 幸い、ゲーム会場となる家はここだ。 陰鬱な気持ちを堪えて風邪薬のある棚へ向かう。 が、ベッドから出た瞬間視界が反転する。 倒れそうになるところをベッドの柵を掴んでなんとか持ち堪える。 そこからゆっくりと立ち上がる。 身体が重い。 保管棚が果てしなく遠く感じる。 たった数メートルがまるで何十キロもあるような感覚に陥る。
悠佑
息を切らしながらようやく辿り着いたそこで、薬の説明書を読んでうんざりする。
悠佑
うんざりはしたものの、予想通りというかなんというかそこにはやはり食後に飲むようにと書かれていた。 こんな状態で何かが作れるわけでもなし。 何か軽く口に含めることのできるものはないかと辺りを見渡す。
悠佑
そこにはバターロール6つ入りと書かれた袋が置いてある。 それの中から1つを無造作に取って一口とも言えないほど小さく千切る。 軽く口の中に含んだあと、コップに水を注いで薬を放り込む。 たったこれだけの動作なのにひどく疲れる。
悠佑
こう思うだけでなんとか頑張れる気がする。 だがそれはそう思えるというだけで、実際に体調が良くなるというわけではない。 薬を飲んで一息ついた瞬間、安堵からの油断によって体が崩れ落ちる。 そのまま意識を暗闇に手放した。
五月
五月
五月
五月
コメント
5件
続き待ってます!
続きがたのしみすぎて寝れない
フォローをおお!させて頂きますぅぅ!!(´;Д;`)