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沙綾
フィクションです
瑠都
ご注意下さい
沙綾
死 ねた有りです
瑠都
気おつけて見てね
降り出した雨
沙綾
傘持ってきてよかったねぇ
瑠都
そうだな
モブ殺人鬼
4ねぇぇぇ🔪
沙綾
!?
瑠都
!!
鈍く光るナイフ
モブ殺人鬼
ｸﾞｻｯ
ひんやりとした感触
沙綾
ｺﾞﾌﾟｯ
沙綾
ﾊﾞﾀｯ
瑠都
沙綾?…沙綾!!!
私の明日を願う瑠都と
沙綾
ハァハァ
明日を願うのを辞めた私
沙綾
(もう死 ぬのかぁ〜)
「正しさ」なんてそこにはなくて
モブ殺人鬼
嘘だ…嘘だ!!
モブ殺人鬼
(立ち去る)
あるのは悪夢みたいな現実
瑠都
ｸﾞｽｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
そこから救い出してくれる人なんて
モブ達
殺人?
モブ達
怖ぁｶｼｬ
居なかった
瑠都
(人間はこんなにも見にくいものなのか?)
ｷﾞﾛｯ
ｷﾞﾛｯ
もし居たら
瑠都
誰か救急車を!!!!
モブ達
やだやだお前が呼んでよ
モブ達
いやいやあんたが呼びなさいよ
瑠都のそんな顔
瑠都
ｸﾞｽｯ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡
見なくて済んだのかな?
沙綾
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
泣かせてごめん…
瑠都
ｸﾞｽｯﾋｯｸﾞ
私以上に
瑠都
(止血中)
私の明日を願ってくれて、ありがとう
沙綾
ハァハ…ぁ
私の人生
沙綾
お願いもう辞めて(泣)
モブ女
辞めるわけ無いだろ馬鹿がw
モブ女
舐めてんの？
沙綾
そんなつもりは
モブ女
しゃべるなゴミがw
こんなんだったけど
沙綾
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾆｺｯ
瑠都に会えたことだけは
沙綾
泣か……泣いで
純粋に良かったと思える
瑠都
(俺が油断してなければ)
だから瑠都は自分を責めないで
沙綾
ﾆｺｯ
瑠都
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
死 ぬのは私一人だけで良い
沙綾
ﾅﾃﾞ……ﾅﾃﾞ
もう一人で逝 けるよ
沙綾
「生きてくれて…ありがとう」
降り出した雨
沙綾
傘持ってきてよかったねぇ
瑠都
そうだな(雨やだな)
モブ殺人鬼
4ねぇぇぇ🔪
鈍く光るナイフ
沙綾
!?
瑠都
!!(なんだと)
モブ殺人鬼
ｸﾞｻｯ
沙綾
ｺﾞﾌﾟｯ
沙綾
ﾊﾞﾀｯ
沙綾の命が無くなる瞬間を
瑠都
沙綾?…沙綾!!!!!!
見ている事しか出来なかった俺
沙綾
ハァハァ
君の明日を願った
瑠都
(は?沙綾がさされた?)
瑠都
(嘘だ…嘘だ)
もっと早く気づいていれば良かった
モブ殺人鬼
嘘だ…嘘だ!!!
モブ殺人鬼
(立ち去る)
沙綾の声が安心出来た
瑠都
ｸﾞｽｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ(なんでどうして)
沙綾と過ごす日々が愛しかった
瑠都
(こんな残酷だ)
ずっと続くと思ってた
沙綾
「ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ」
瑠都
(沙綾が息絶えた)
沙綾は俺じゃなくて
沙綾
………………………………
差し伸べられた神の手を選んでしまった
瑠都
(何も考えることができない)
瑠都
ここはこうだ
モブ天使たち
瑠都様こちらの仕事を
瑠都
分かったやっておく
瑠都
やっと仕事終わった
瑠都
寝るか
瑠都
(さっきの沙綾が死んだ夢を見る)
瑠都
紗綾…
瑠都
(俺も沙綾のところに)
でも､
瑠都
(やっぱりだ)
ついて行けないよ
瑠都
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
…ずるいよ
瑠都
(「最期」の言葉が)
「生きて」いてくれてありがとう
瑠都
だなんて
最期の瞬間満足そうな
瑠都
ずるい…ずるいよ
顔で言われたら
瑠都
一緒に逝 くなんて
できないじゃないか
瑠都
会いたい
酷く
瑠都
沙綾に会いたい
END
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