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半妖

半妖

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19

半妖 19話

2020年08月16日

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学校

、、、

ねぇさん、、、

竜、、、ごめん。少し1人になりたいんだ、、、

、、、うん

でも外には出ちゃダメだよ

、、、うん

あの後水戸部先輩達と合流できて学校でとりあえず身を潜めているけど、、、ねぇさんはあれからずっと何も言わない。そして

赤龍寺修

いつ人間共に宣戦布告されるか分からない状況だ。

赤龍寺修

くれぐれもここから出るな

赤龍寺修

いいな

赤龍寺修

蓮、竜

そう言って父上達は学校から離れて行ってしまった

ねぇさん、、、

白石幸也

しょぼくれるんじゃねえよ。

白石幸也

お前はあいつの事が心配なんだろ!?

白石幸也

なら、命懸けで守れ

白石幸也

お前があいつにできることはそれだけだ

水戸部幸一郎

全く2人とも暗いなぁ

白石幸也

お前は明るすぎんだよ

先輩にタメ語はダメだよ!

田辺美紀

私は蓮ちゃんの心情までは見れないけど今悩んでいることはわかる

田辺美紀

でもそれを解決することが出来るのは蓮ちゃん次第だと思うから今はそっとしておこう

水戸部幸一郎

黒木、お前も行くなよ

黒木悟

!?

黒木悟

、、、はい

水戸部幸一郎

さて、蓮くん以外揃ったことだし

水戸部幸一郎

これからについて話し合うぞ

鯉田雫

話し合うって何をですか?

田辺美紀

本当にあなたはいつも能天気で羨ましいなぁ

鯉田雫

ありがとうございます!

田辺美紀

はぁ、、、

水戸部幸一郎

話し合うと言っても基本的に食料調達と学校周辺の見回りそして

水戸部幸一郎

蓮の護衛だ

水戸部幸一郎

今蓮くんを奴らに連れて行かれることが最もあってはならない事だ

水戸部幸一郎

しかも僕達の親は戦争のため護衛をすることが出来ない

水戸部幸一郎

だからこれは真剣に決めなければならない

水戸部幸一郎

そこで提案なんだが

黒木悟

まさか君となるとはね

白石幸也

あぁ、俺だけで十分なはずなのにな

黒木悟

君って本当に、、、いやなんでもない

白石幸也

てかお前の性格そんな感じなんだな

黒木悟

君も冷静になると結構真面目だね

白石幸也

ぶち殺すぞ

食料調達ってどこ行けばいいですかね

学校で自炊はきついですし、その辺に売ってるものは栄養が片寄ってて体に悪いです

鯉田雫

流石に金持ちの考えは違うなぁ

鯉田雫

まぁ最初はカレーとか作っちゃいますか

なんでちょっと敬語なんですか

鯉田雫

何となくです

、、、そうですか

水戸部幸一郎

未来は今のところ異常なし!

田辺美紀

現在も異常なし!

田辺美紀

私達がいれば本当に無敵な気がする

水戸部幸一郎

俺は未来を美紀は誰かが能力を発動をそれぞれ見れるからな

水戸部幸一郎

おっと、口が悪いね。僕としたことが

田辺美紀

別に俺でもいいと思うけど?

水戸部幸一郎

ダメだよ!僕が作り上げたキャラが壊れるだろ?

田辺美紀

はぁ、、、

、、、

(私は、、、竜の為に命懸けで戦って来た。)

(でも今日、危険なめに合わせるだけじゃなく竜に守られてしまった。)

(逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて、逃げた先には何がある)

(結局また捕まって終わる)

(なら、いっその事っと思ったのに、、、)

(分からない。私にはそこまでの価値はない。他の奴らと何も変わらない。むしろ私は半妖で人間でもないし妖怪でもない。それなのに、、、)

(なぜ私の為に戦う、、、)

(赤龍寺だからか?強いからか?)

、、、理解出来ない

先輩達も白石も竜もなぜ

私は、、、大量に妖怪を食った。

気が狂うほどに

怖くないのか?

分からない。赤の他人にしかも自分達が危険に晒されるのにどうして、、

、、、私なんか生まれなければ誰も傷つかなかったかもしれない

こんな穢れた血、、、なんでこの世に生まれてしまったんだろう、、、

分からない、、、分からない

殺すしか頭にない私はこれからどうすればいい、、、

世界を壊滅させるか?辺りのやつから皆殺しにするか?

私は、、、竜が隣にいればもうどうでもいい

私は、、、捕まってももういいかもしれない、、、竜が隣にいるなら

死んでも構わない

、、、もう

全部終わらせるか

戦争も世界も私と竜も

白石幸也

結局そういう考えに辿り着くのか

、、、邪魔するなら

お前から

白石幸也

俺から殺すか?

白石幸也

やってみろ

白石幸也

だが、お前はそれでいいのか?

白石幸也

竜と一緒に生きるんじゃねぇのかよ

うるせぇ

半妖でもないくせに、赤龍寺家でもないくせに、強くもないくせに、妖怪を食ったことないくせに、しゃしゃり出るんじゃねぇ!

白石幸也

、、、

黒木悟

凛くんはどうする?

、、、、、、

黒木悟

今の君は自分勝手だ。

黒木悟

誰のためでもない。自分の事しか考えてない

、、、なら、どうすればいい?!

私は、、、ただお前らに守られながらこの不信感を抑えて竜と一緒に終戦を待って、そして皆が死ぬところを見届けていかなきゃならないのか?

黒木悟

それは僕らに聞くことじゃない。君が決めることだ。

黒木悟

でも、君がまたさっきの考えに行くのなら僕は手伝う

!?

脅しか、、、

黒木悟

まだ君がこれを脅しと思ってくれているならきっと他の考えが出てくるよ

黒木悟

有難く僕の能力を使おうと思った時僕は止めない、、、そう言いたかったんだ

黒木悟

白石君もいいね

白石幸也

俺は、その考えに辿り着いたのならまた止めてみせる

白石幸也

殺してでもな

黒木悟

、、、わかった

黒木悟

じゃあ、僕らはこの教室の外にいるから何かあったらなんでも言ってね

白石幸也

じゃあな

バタン

、、、はぁ

何やってんだか、私は

あいつらに止められなかったらきっと意識が飛んで能力を暴走させていた

自暴自棄になっていたな

少し落ち着いた

でもやはり私には分からないことだらけだ

少し整理しなければ

カキカキ

黒木悟

本当にまだ子供なんだなって思うよ

白石幸也

何じじくせぇ事言ってんだよ

黒木悟

いや、、、あまりに肝が座ってててね。

黒木悟

少し心配だったんだ

黒木悟

君はわかりやすい性格だから大丈夫だけど

白石幸也

おい、さっきからなんなんだよてめぇ

黒木悟

まぁまぁそんなに怒るなよ。白石君

白石幸也

チッ

白石幸也

幸也

黒木悟

白石幸也

幸也って呼べ。白石君は馬鹿にしてるようにしかきこえねぇからな

黒木悟

うん、幸也君

白石幸也

だから!君ってつけんな!

水戸部幸一郎

なぁ美紀。

田辺美紀

水戸部幸一郎

そろそろだから準備しておけ

田辺美紀

はぁ

田辺美紀

わかった

ドカーン!!

爆発音と共に辺り一体が真っ白になった

そして遠くから聞こえてくるのは悲鳴と建物が崩壊する音と

ラジオの放送だった

ラジオ

11時30分頃、北東から攻撃を受けました。速やかに避難所へ、そして結界や他者を守れる能力を持っている方は積極的に能力を発動し、その他何かの火災などは協力して行いましょう

鯉田雫

やばい!急がないと!

水戸部幸一郎

さて、皆学校へ来るから生徒会長としての務めをしますか。美紀も手伝って~

田辺美紀

はいはい

白石幸也

もう来ちまったか、、、

黒木悟

、、、うん

戦争が

始まる!
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