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雫
雫
黄賀
雫
李津
青木
雫
黄賀
李津
青木
青木 side
ボクの同級生は
物凄くウザイ
ぶっ飛ばしたいぐらい
ほんとウザイ。
だからいっつも緑谷くんに
押し付けている((オイ
黄賀
青木
学校の廊下だろうが
関係ない、逃げろ((
青木
……
後ろからドンドン来ていた
足音が無くなった
青木
階段を降りている途中
後ろ振り返ると
黄賀くんが立ち止まっていた
？
黄賀
そう言ってどこかに
行ってしまった
……
……
…ボク悪くない
アイツが悪いんだもん…
……ふん
次の授業は移動教室か…
めんどうくさいな…
同クラの赤井くんを誘う
赤井
青木
教科書と文房具を持ち
向かっていると
青木
しまった、声に出してしまった
黄賀くんを見つけた
口を手で塞ぐ
黄賀くんがこちらの方へ
振り返って
「あぁ、青木か…」
そう言ってどこかへ 行ってしまった
…なんだよアイツ…
赤井
青木
赤井
青木
黄賀くんが
水野くん、緑谷くんと
色々な人に囲まれていた
何してるのかと、思い
緑谷くんに声をかけた
青木
緑谷
緑谷
あの黄賀くんが？ そんなわけないだろう？
緑谷
緑谷
緑谷
……
青木
青木
ビシッと言う所がね←
ﾄﾞﾝｯ!!
そんな音にびっくりした
青木
その音の招待は 黄賀くんが机を叩いた音だった
黄賀
そう言って階段を降りていった
そして窓から寮に行くのが見えた
青木
青木
声かけないようにしないと
緑谷
緑谷
青木
青木
緑谷
ぐっ、茶化された……
男子校だからって
茶化すな
5日ぐらいたった時
なぜか黄賀くんを探すようになった
……
理由なんか、知らない
なんで、黄賀くんに
会えないだけで
こんなにも胸が苦しいんだろう
ポタポタ、と布団に涙が落ちていく
今日は…学校行きたくない…
同じ部屋の赤井くんに 休むことを伝えた
なんで、こんなに辛いの…
もう、やだ…
涙が止まらない
……こんな思い知らなかった
…知りたくなかった
青木
青木
黄賀
黄賀
青木
黄賀
青木
青木
思わず涙が引っ込む
……ん？待てよ
ボク(と赤井くん)の部屋は
4階……だよね？
しかも部屋の鍵は閉めてる
青木
青木
ボクは2段ベッドの2段目から
降りて、黄賀くんを追い詰める
黄賀
青木
黄賀
想像したくなかった…
黄賀
黄賀
黄賀
窓空いてなかったら どうしてたんだ…
青木
黄賀
黄賀
黄賀
青木
青木
黄賀くんに抱きしめられる
黄賀
黄賀
今にも消えそうな声だった
青木
黄賀
黄賀
青木
誰にも言われたこと無……
…いや、コイツだけには言われてる
青木
青木
黄賀
黄賀
青木
黄賀
クソデカため息をする黄賀くん
黄賀
それ以外何も言わず
優しく抱きしめてくれた
青木
雫
雫
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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