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ワーム(蛹体)

フシュウウゥ......

妖怪...!(練也さんが言っていた、人に化ける妖怪か...!)

(ワームが椛めがけて突っ込みにかかり、それを素早い動きで回避する椛さん。軽やかな足さばき、流石白狼天狗の身のこなし。そこから刀を振りかぶり、ワームに斬撃を浴びせる。)

ふっ!(斬撃を浴びせ。)

ワーム(蛹体)

っ!

(ワーム蛹体の身体に斬撃が繰り出され、火花を散らせる。椛さんの刀は刃こぼれこそ起こしてはいないが、蛹体に決定打を打ててはいない様子だった。)

この妖怪....硬い...!

練也

...くそっ!

練也

(椛さんのバックアップをしようと俺も間髪入れずに突っ込む。)

練也

(昨晩の記憶が確かなものなら、俺は自らの拳でワームを吹き飛ばした、それが出来たなら今この状況でそれを実践してみようじゃないか。)

練也

(俺は自らの拳に意識を集中させて、蛹体へと突きを見舞う。)

ワーム(蛹体)

シャアアッ!!

練也

(蛇の威嚇のような声を上げて、こちらに向きを変える蛹体。拳に熱を感じる。)

練也

(それの直後突きが当たった。熱が体内から拳に転じて収束した後に開放、次いでドゴォッ!という音が響き、それと同時に吹き飛ばされる蛹体。)

練也さんっ!?(外来人がなんて無茶を....!)

練也

(俺をカバーするために近付いてきた椛さんは、俺の傍らに立つ。)

練也さん、...先程の力は?!

練也

さっきの尋問で話した通りさ...。ここに来る前に身につけた...。

ワーム(蛹体)

先程吹き飛ばしたワーム蛹体。爆裂し四散をした様子もない、ということはまだ生きている。そう考えたその時既に、ワームの攻勢が始まっていた....。

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