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カナト

…………。

カナト

(ここは?)

目覚めると、周りはまったく知らない可愛らしい部屋のベットの上だった。

カナト

………………………。

カナト

(何故ここにいる?)

カナト

…………………。

カナト

(思い出せない……)

カナト

(ここの主は?)

ボクはベットから降りると、自分の服装に気づく。

カナト

(女の子のパジャマだ)

カナト

(ボクは………)

カナト

(ボクは、カナト)

カナト

(けど、ボクは、女なのか?)

ボクは恐る恐る下半身を確認しようとする。

iP

あー!目覚めたんだ!

カナト

っ!

ボクは無意識に拳を構えてしまった。

iP

えっ!なになに!?ストリー◯ファイト!?

カナト

………………。

カナト

ここは?

iP

ここは私たちの隠れ家、iP の家。

iP

因みに私はiP!

iP

あなたは?

カナト

……カナト。

iP

えっ!?男の子!?

iP は顔を真っ赤にしている。

カナト

…………わからない。

iP

えっ!付いてるもの付いてるの!?

カナト

………わからない。

iP

まぁ大丈夫っしょ!

カナト

(なにがだ…?)

カナト

ここはどこ県だ?

カナト

ボクは何故ここにいる?

iP

ここは秋葉!

iP

そしてここが新しい君の住みか!

カナト

いや、わからん。

カナト

ボクには目的がある。

iP

目的って?

カナト

それは………。

カナト

(だめだ…。頭がいたくなって思い出せない……………)

カナト

…………それは言えない。

iP

えー!なにそれ!

iP

教えてよー!!

iP

ねぇねぇー!!!

地味子

うるさい………。

iP

あー!地味子!

カナト

(酷い名前だな……)

地味子

あの、チップ工場で倒れてた人……?

カナト

チップ?

iP

それはご飯の後!後!

数分後。広い部屋に集まることになったが、ボクは私服を貸してもらい、いくことになった。

カナト

(何故痛Tなんだ…)

さよ子

お目覚めになったんですね。

さよ子

3日間寝ていたので、心配になりましたよ。

カナト

………すみません。

カナト

(ここは女の子しかいないのか?)

さよ子

…私はさよ子。こう見えて40代よ。

カナト

(全然そうには見えねぇ……)

カナト

(ガチの方の20に見える……)

カナト

……よろしくおねがいします。

食後。

カナト

…………………。

自分なりに記憶の整理をしたが、どうやらほとんどの記憶がなくなってるらしい。

それから、あれから落ち着かなく、何か武器になるのはないかときいたら

iP

ええっ!?チャンバラでもするの!?

など聞かれたが、バールを抱きながらいることになったがこれが中々落ち着く。

カナト

………………。

地味子

……なんでそれ持ってるの…?

地味子が警戒しながら聞く。

カナト

ここが安全か決まってないから

地味子

た、多分、安全だよ…?

カナト

(なんだそれ)

カナト

とにかく、これが安心する。

地味子

そうなんだ……。

地味子は何処かへいく。

カナト

(もう少し落ち着いたら色々と聞いてみるか)

さよ子

いたいたー。

さよ子さんが、片手を後ろにして部屋に入ってきた。

カナト

なんですか?

さよ子

ちょっとお話ししようかなって思ってー。

カナト

話?

カナト

ボクも、色々聞きたいことがある。

さよ子

………………そう。

カナト

(この人、ボクを警戒しないのか?)

カナト

なんでボクはここにいるんですか?

カナト

チップがどうのっていってましたけど。

さよ子さんは目をつむって話し出した。

さよ子

……チップ工場というのがあるのだけれど……。

さよ子

表向きは製薬会社。

さよ子

けど、裏ではチップを人に内蔵してる……。

カナト

!!

さよ子

それが何のチップで、目的は何なのかもわかってない……。

さよ子

もしかしたら、あなたの頭の中にもあるかもしれない……。

カナト

(あぁ……この人は警戒しないんじゃない)

カナト

(いつでもボクを殺せるから警戒しないんだ)

カナト

(多分片手には、何か武器になってる物を持ってる)

カナト

………そんなの迷信ですよ。

カナト

もうしばらくしたらここから出ていくんで。

さよ子

そっかぁ。

さよ子

ねぇ。いい?

さよ子さんはボクに一気に距離を縮めて、顔が真っ正面にくるまで来て、こういった。

さよ子

あのこ、優しいけど、利用したら殺すわよ?

カナト

………………。

iP

あー!何してるのー!

さよ子さんは小さく舌打ちをして、iPの方を笑顔で見る。

真顔から笑顔に変わる瞬間が非常に怖かった。

さよ子

なんでもないわよー。

iP

百合してるのかと思ったよー!

カナト

……………。

さよ子

ないなーい。

さよ子

ねぇ?

カナト

……はい。

iP

あっ!今から買い物に行くんだけど、カナトちゃんも…

さよ子

いいえ。

さよ子

カナトちゃん、疲れてるから私達だけでいきましょ?

iP

そうなんだ?わかった!

カナト

(ボクは、どうなるんだ……)

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