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ほのぼの回です

秒で終わります

knmc side

HRが終わり帰り支度をしていると後ろから声を掛けられる

mb生徒

knmc!

knmc

なんですか

mb生徒

お前今日部活は?

knmc

顧問が出張だから
休み

mb生徒

俺も大会終わりで休みなんだよ

mb生徒

だからさ、一緒に帰ろ

knmc

いいですよ

mb生徒

やった~

mb生徒

じゃあ、行こうぜ

mb生徒

お前さ次のテストどんなかんじよ

knmc

んー

knmc

普段のかんじで出来ればいいんじゃないですか

mb生徒

knmc真面目だもんなぁー

knmc

そんなこと言いながら上位にいるじゃん、いつも

mb生徒

俺の部活と剣道部じゃ厳しさが違うじゃん

mb生徒

よく、勉強も両立できるよな

knmc

学生の本分は勉強です、から?

正門に近づくといつもより喧騒が大きく違和感を感じる

mb生徒

なんか騒がしくね

knmc

そうですね

人集りの中、頭一つ分飛び出した姿には見覚えがあって

mb生徒

うわ! すげーイケメン

mb生徒

人混みの原因はあの人か

knmc

…え、あれ

mb生徒

knmc知り合い?

絶対ハヤトさんだ なんで学校にいるんだよ 注目され過ぎて囲まれてるし

kgm

knmcさーん!

mb生徒

やっぱ知り合いじゃん

knmc

ごめん mb
また明日な

knmc

僕もう行くから

mb生徒

ん?あーじゃあな

kgm side

加賀美は本日、仕事が早く終わり、刀也さんに会おうと学校の正門前で待っていたのだが

ざわざわ がやがや

kgm

人、多いな

予想以上の人の多さだが刀也さんを探そうと辺りを見渡す

kgm

あ!

見慣れた髪色が視界に入り、思わず声をあげる

kgm

knmcさーん!

手を振りながら名前を呼ぶと此方の存在に気づいたらしく小走りで近づいてくる

knmc

社長!

kgm

学校お疲れ様です

knmc

なんで学校にいるんですか

knmc

なにか約束したっけ

kgm

私が会いたくなっただけです

knmc

社長すぐそういうこと言うよね

kgm

んふふっ

kgm

とりあえず乗ってください

kgm

帰りが早いですけど今日部活は?

knmc

顧問がいないからお休みです

kgm

それは好都合でしたね

kgm

はやく刀也さんに会えました

knmc

もし部活があったらどうするつもりだったんですか

kgm

刀也さんが来るまでお待ちしますよ

knmc

そんな、当たり前みたいに

kgm

当然だが?

knmc

流石に連絡してください

knmc

部活なんてすぐに抜けれるから

kgm

それは申し訳ないからなぁ

knmc

それにあの人混みが続かれたら困る

kgm

それ!

kgm

あの人混みっていつもなんですか?

kgm

大変ですね

knmc

いや、ハヤトさんがいたからだよ!

kgm

そうなんですか

kgm

???

knmc

周り見てたか?

knmc

どう見ても
囲まれてたじゃん

kgm

刀也さん探すのに夢中だったので

knmc

ハヤトさんはもう少し見た目の良さを自覚してください

knmc

普通に立ってるだけでも、人目を惹くんだから

kgm

刀也さんも格好いいじゃないですか

kgm

注目されません?

knmc

男子校で誰に注目されるんですか

kgm

それなら良かった

knmc

なにが?

kgm

私が嫉妬に狂う必要はなさそうだ

knmc

もし、モテても

knmc

端からハヤトさんにしか興味ないですよ

kgm

可愛らしいこと
言ってくれますね

knmc

………

kgm

黙っちゃったw

knmc

この車どこ向かってるんですか

kgm

ご自宅と私の家どちらがいいですか

knmc

…僕の家

kgm

えー

kgm

泊まってくれないんですか

knmc

明日は朝練あるからヤダ

kgm

何でですかぁ

赤面する刀也さんを横目に 笑みが溢れてしまう

knmc

な、何でもです//

kgm

別に襲わないですよ

knmc

っ、

kgm

気にされてるのはそこでしょう

knmc

襲うなよ

kgm

襲わないです

knmc

言ったからな

kgm

はいw

knmc

絶対だぞ!

kgm

フリか?

knmc

ちげーよ!

kgm

ハハハハw

kgm

冗談です

knmc

なら、ハヤトさん家行きます

kgm

ふふっ

お泊まりに心を踊らせ自宅に車を走らせるkgmでした

Nushi

ここまで読んでくださりありがとうございました

Nushi

次のお話も楽しみに待っていただければ幸いです

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