テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ぬし
涼架
蒸し暑い空気が、部屋の中にこもっていた
りょうちゃんは額に汗を滲ませ、荒い呼吸を繰り返していた
元貴
元貴
元貴
滉斗
ベットの横から覗き込む
滉斗
涼架
滉斗
りょうちゃんは小さく震えながら、眉を寄せた
涼架
元貴
涼架
りょうちゃんは堪えきれず、吐いた
肩が震え、涙がポロポロ落ちていく
元貴
滉斗
滉斗
涼架
滉斗
元貴
元貴
りょうちゃんは不安そうにふたりを見た
涼架
元貴
滉斗
滉斗
涼架
元貴
滉斗
りょうちゃんは弱い力で手を握り返した
涼架
元貴
滉斗
涼架
元貴
涼架
りょうちゃんが真似をし、少し吸い込んだが、すぐ泣きそうな声になる
涼架
元貴
滉斗
りょうちゃんはかすかに頷く
涼架
元貴
滉斗
涼架
元貴
元貴
滉斗
りょうちゃんは涙を拭いながら、小さく笑った
涼架
元貴
滉斗
ふたりはタオルを替え、りょうちゃんの額をそっと冷やす
また、ひとつ、りょうちゃんが震える
涼架
元貴
滉斗
涼架
元貴
元貴
滉斗
りょうちゃんは二人の手を掴み静かに呟いた
涼架
元貴
滉斗
深夜の静けさの中
熱で泣く、りょうちゃんの声を湧き消すように
二人の優しい言葉だけが繰り返し響き続けた
ぬし
涼架
ぬし
ぬし