雪
それは…
雪
あなたとなら本当の友達になれそうだから…
私(紗由)
意味がわからない。
私(紗由)
雪さん。友達沢山いるじゃん
雪
友達…
雪
そうだよね…
私(紗由)
?
雪
私ね、もううんざりしたんだ。
私(紗由)
何に
雪
みーんな、いっつも誰かの悪口言ってるんだもん。
雪
例えば、この前C子ちゃんが男子に嫌われてるってわかった途端
雪
みんなC子ちゃんに関わるのやめたんだよ!?
私(紗由)
あーそう。
私(紗由)
でも、なんで私?
私(紗由)
なんで私なんかと
雪
雪さんいつも独りじゃない?
私(紗由)
はっきり言うなぁ…
雪
さみしくないの?
私(紗由)
寂しくはない
雪
やっぱり…
雪
あなたのその正直なところ!
雪
素敵!
私(紗由)
はっはぁ?!
私(紗由)
大丈夫か?頭
雪
正直な友達が欲しい。
雪
おねがい!
雪
私と友達になって!!
私(紗由)
はぁ…
私(紗由)
わかったよ…
雪
やったぁ!!
私(紗由)
じゃあ私もう帰るから
雪
うん!じゃあね!
タッタッタッタッタッ
雪
……
プルルルル
雪
あ、もしもしお父さん?
雪
…ええ。
雪
上手く行きそう
私(紗由)
ただいま…
母親
おかえりなさい。
タッタッタッ
バタン
私(紗由)
はぁー疲れたー
私(紗由)
変なやつがいるもんだなぁ…
私(紗由)
てか、友達…?
私(紗由)
めんどくさい事になりそうだ…
私(紗由)
隠さないと、、私が半人半獣だって、、
トントン
母親
入るわよ…
私(紗由)
……何?
母親
明日のお墓参りの、事なんだけど…
私(紗由)
あぁ、行くよ
母親
本当!?
私(紗由)
うん。
母親
よかったわ…
私(紗由)
要件済んだなら出てくれる?
私(紗由)
ちょっと疲れてて…
母親
あ、えぇ!ごめんない。
バタン
私(紗由)
はぁ…
私(紗由)
お父さんのお墓参り…か、







