⚠夢小説注意⚠ 【同居人は不良だった】 12話
千紗
はぁ、
家に帰れない
満月の夜
千紗
好きな人に嫌われるのって、
千紗
すっごい辛い…ポロ
ひとりで涙を流した
千冬
おはようございます!
千紗
おはよう…
千冬
大丈夫ですか?
千冬
目赤いてますよ?
千紗
うん、大丈夫
千冬
……
千冬
今日、学校サボりませんか?
千紗
…え?
千紗
学校サボるの初めて…
千冬
ほんとですか!?
千冬
俺は何度かありますよw
千紗
……
千冬
ちょっと俺の話聞いてくれますか?
千紗
え、うん…
千冬から聞いた話
それは場地という男の話だった
場地
虎ってこう書くのか!?
千冬
そんなんも知らねーのかよ、
「虎」も書けなかったらしい
でも、その人は
場地
千冬…
場地
ペヤング半分こ、な?
千冬
…はいッ
誰よりも仲間思いらしい
千冬
もう、その人はこの世にいませんけど…
千紗
え?
千冬
場地さんは亡くなってしまいました
千紗
……
千冬
だから、千紗さん…
千冬
俺の前から、居なくなったりしないでください、
千紗
…ッ
その時の千冬の表情は
笑顔だった
だけど、少し目には涙が滲んでいた
どこか、悲しい表情だった_







