白い息
震える体
もう少し羽織ってくれば良かったな、と呟いた
何となく外に出てきたものの、周りはカップルだらけで
おまけにとても寒いという地獄絵図だった
…帰ろ、
いい加減風邪を引きそうだったので、引き返そうとしたその瞬間
パッ
たくさんの光が僕を包み込んだ
ハートの形、花火のような形、様々な形が色んな色に光だしている
白く点々とした光はまるで蛍みたいだ
綺麗…ッ
思わず足を止めた
しばらく寒さを忘れて見とれていると
…なぁ、寒いだろ、?
とコートを着せてくれた
桃色の髪の人
イルミネーションの光が反射した目が
とても綺麗で
僕はその人に見とれてしまった
…突然で悪いんだけど、俺君に一目惚れしたんだ
良ければちょっと一緒に見ない、?
…!はい!ニコッ
君と初めて会った時のことを思い出しながら
手を繋いで歩いて行く
懐かしいね…
そう言うと、君が
なんか運命みたいな出会いだったよな
僕が顔を赤くすると
彼はくすっと笑い
僕の頬に手を当てた
チュッ__
来年も、
ずっとずっと
また君と来れたらいいな
愛してるよ、青
僕も、ッ//
コメント
21件
イルミネーションのバイト受けたいです((
ブクマ失礼します!!🙇🏻
はぁ…好き… 雰囲気めっちゃお洒落じゃないっすか!!尊っ!!!