いつも通り樹の病室に向かった
病室に入ったら目を疑った
樹がいつもいるはずの場所には 何一つ私物が置かれていなかった
私はナースさんに聞いた
花咲 由佳
ナース
ナース
花咲 由佳
理解ができなかった
花咲 由佳
それから樹に連絡しても 返事が返ってくる事はなかった
数日後
樹の母
不在着信
花咲 由佳
樹の母
花咲 由佳
樹の母
花咲 由佳
樹の母
花咲 由佳
花咲 由佳
樹の母
花咲 由佳
花咲 由佳
樹の母
花咲 由佳
樹の母
樹の母
そういって渡されたのは 手紙のようなものだった
花咲 由佳
樹の母
花咲 由佳
その言葉を最後に樹のお母さんは 言ってしまった
家に帰り、手紙を読み始めた
由佳へ 足の状態が悪化して別の病院に移る事になりました。
何も言わずに行っちゃってごめんな
俺みたいな彼氏とずっと居ると 由佳は幸せになれない
今までありがとう
別れよう、由佳。