れいん
すいません。少し遅れました…
ラウール
あ,れいんちゃん!!
れいん
あ,ラウール…
ラウール
どうしたの?
遅れたって何が?
遅れたって何が?
れいん
ちょっと待ち合わせ
ラウール
もしかして告白?
れいん
なんでそんな寂しそうな顔してんの?-w
ラウール
だってれいんちゃんがその人と付き合っちゃうのかと思って…
れいん
まず,告白じゃないから-w
ラウール
なんだ…よかった〜。
れいん
ふふっ
ラウール
じゃあ,僕行きますね!!
れいん
うん!!またね!!
パタン
ラウールが出ていったかと思うと
女子たちがすぐに入ってきた。
もしかして見られてた…?
女子たち
じゃあ,はじめよっか。
れいん
何をですか…?
女子たち
そんなの決まってるでしょ。
女子たち
もちろん楽しいことだよ。
れいん
楽しいこと…
女子たち
うん。こっちおいで
急に声色が優しくなったかと思えば
私の首に縄が巻かれた
れいん
うっ…
女子たち
あんた邪魔なのよね。
れいん
や,やめて…
私…死ぬの…?
れいん
や,や……だ
女子たち
邪魔…邪魔……邪魔!!
女子たち
あんたなんかがいなくなっても誰も悲しまないわよ。
照…ジェシー……
さっくん…ふっか
しょっぴー…樹…髙地
きょも…北斗
阿部ちゃん…舘様
康二くん…めめ…慎太郎
ラウール…
助けて……!!
れいん
ラ…ウール
どんどんしまっていく縄。
どんどん苦しくなっていく呼吸。
誰か…
1粒の涙が頬を伝った。
れいん
みんな今までありがとう。