TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

はあ…世界が滅亡して私一人になっているなら楽なのに…

一覧ページ

「はあ…世界が滅亡して私一人になっているなら楽なのに…」のメインビジュアル

はあ…世界が滅亡して私一人になっているなら楽なのに…

1 - はあ…世界が滅亡して私一人になっているなら楽なのに…

♥

104

2023年01月17日

シェアするシェアする
報告する

裕奈

はあ…世界が滅亡して私一人になっているなら楽なのに…

と呟きイヤイヤ学校に行く私。すると突然意識が朦朧として私は気絶したーー

目を覚ますとそこは見慣れた自分の部屋だった。

裕奈

夢オチ? でも、それにしては妙にリアルで……。

まさかとは思うけど、これって予知夢!? なんて思ったけれど、すぐに考え直した。

裕奈

いやいや、そんな非現実的なことあるわけないじゃん!

裕奈

そもそも、こんな変な能力があるんならもっと違うことに使いたいし!! うんうん。やっぱりこれはただの夢だよね。

きっとそうだ。 そう思い込むことにしたのであった。………………しかし、この日を境に私の日常はガラリと変わってしまうことになるのである……。

あれから数日たったある日のこと。 学校に行く準備を終え、テレビを見ていたら

アナウンサー「速報です!今現在地球に隕石が急接近しており 、あと3日後に地球に衝突してしまうとのことです!!」

とアナウンサーが言っているのを見て唖然とする。…………

裕奈

えっ?何それ? もしかしてさっき見た夢のアレが原因なのかな? まさかね……(笑)

そう自分に言い聞かせながらもなんだか嫌な予感がしてきた

裕奈

ーーーーー!?

裕奈

ーーーー!

それから私は慌ててスマホを取り出し友達に連絡をしてみるが誰も出ない。

裕奈

お母さん!お母さん出てよ(泣)

お母さんにも電話するがやはり繋がらない………

裕奈

どうしよう。このままじゃ本当に世界が滅亡してしまうかもしれない…。

そう焦りながら急いで家を出て学校に向かったのだが、

裕奈

えっ…?

学校に着いて愕然となる。

裕奈

嘘でしょ!? 一体どうして!?

私は必死になって何度もチャイムを押したりドアを強く叩いたりしたが一向に開く気配はない。

裕奈

ッッッ

仕方なく今度は門を登って職員室に向かい先生達を呼び出そうとするも何故か誰とも連絡が取れず、結局無駄足になってしまった

裕奈

どうしよう。このままだと世界が滅んでしまうというのに何もできない。誰か助けて欲しいよ……。

途方に暮れていたその時、

大翔

あっ!いたいた!

裕奈

声をかけられ振り向くとそこにはクラスメイトの姿があった。

裕奈

(良かった……これでなんとかなりそう)

だと思った矢先、その人はとんでもない事を言ってきた。

大翔

ねぇ! これから一緒にどこか遊びに行かない?

裕奈

えっ?(何を言ってるのこの人? 今は緊急事態だよ? なのになんで呑気に遊ぼうとしているんだろう?)

意味がわからなくて戸惑っていると彼は続けてこう言った。

大翔

だってさぁ〜今日はもう授業もないんだよ?だから1日中遊べるじゃん! ほら行こうぜ!俺いい場所知ってるしさ!!

……信じられなかった。まさか彼がこんな事を言うなんて……。。だけどよく考えてみたらそれも仕方がないのかも。

裕奈

(みんなにとってはこれが最後の一日になるかもしれないんだもんね。)

裕奈

(だから少しでも悔いのない様に楽しみたいと思う気持ちはよくわかる。)

裕奈

……うん、そうだよね。最後くらい楽しく過ごした方がいいよね!

大翔

早速いくぞー!

だから彼の提案に乗る事にした。そして2人で色々なところへ行ったんだけど、どれもこれも楽しかった。

裕奈

ーーーー〜!

大翔

ーーー!

カラオケに行ったり

裕奈

ーーっ!ーーー!

大翔

ーーーー〜〜!

ゲームセンターに行ってプリクラを撮ったりしたけれど最高だった。

彼といる時間はいつの間にかとても楽しい時間になっていたのだ。……でも、そんな幸せな時間は長く続かなかった。

突然辺りが真っ暗になり空を見上げるとそこに大きな隕石が見えてきたのだ。

裕奈

……ヤバい!!早く逃げないと!!!

大翔

……ヤバい!!早く逃げないと!!!

私達は全力疾走でその場を離れたのだが

裕奈

ッッッッ!?

途中で転び膝を擦りむいてしまった為

裕奈

ま、待っでぇ!!

なかなか追いつけない。

裕奈

ハァハァハァハァ

それでも懸命に追いかける。だが無情にも隕石は徐々に大きくなっていく。

裕奈

イッッッ!

やがて距離は縮まり遂に追いつかれてしまい衝突してしまった。

凄まじい衝撃と共に体が宙に浮かんでいる感覚に襲われると同時に目の前が真っ暗になった

この作品はいかがでしたか?

104

コメント

1

ユーザー

その内恥ずくなって更新辞めるか消します

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚