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氷織
家出…？？
烏
な、なんでや。
氷織
あんなに楽しそうやったのに。
潔
もう家にいたくないんだよ。
潔
マジで皆酷いんだよ…
氷織
なんで？
潔
俺を道具みたいに使ってくる。
烏
なんやそれ
潔
いざと言う時だけ
くっついてきてさ。
くっついてきてさ。
潔
ムカつくんだよ
氷織
(堕ちとんな…)
氷織
でも、皆心配してるんやないの？
潔
知らないよ、そんなん
烏
まぁそうやな。
俺も着いていったるから、
1回帰ってみないか？
俺も着いていったるから、
1回帰ってみないか？
潔
嫌だ
氷織
そんなに嫌なんやな…。
氷織
烏。落ち着くまで
一緒にいてやっても
ええんやない？
一緒にいてやっても
ええんやない？
烏
(俺とお前が同棲してんのに、
こいつ入れるん。ふざけんなよ)
こいつ入れるん。ふざけんなよ)
烏
まぁ、ええよ。
しゃあないな
しゃあないな
氷織
ありがとう(ﾆｺｯ)
潔
でも、いいよ。
帰るわ。ごめん
帰るわ。ごめん
氷織
無理せんでええのよ
潔
いいよ。ありがとう、
ｶﾞﾁｬﾝ
氷織
え…。
烏
大丈夫なんかあいつ。
氷織
心配やな
潔
……
凛
あ、世一！！
潔
っ。
凛
お前どこ行ってたんだよ。
探したんだぞ
探したんだぞ
潔
ｸﾞｽｯ
凛
帰ろう
凛
ごめんな。世一。
潔
大丈夫っ。
凛
ただいま
蜂楽
おかえりっ！！！
世一っ！！！ごめんねっ！！
世一っ！！！ごめんねっ！！
潔
大丈夫。
蜂楽
皆で話してさ、
家事とか分担しないかって
話してたんだ…
家事とか分担しないかって
話してたんだ…
潔
いいよ、俺が全部やるから
蜂楽
え、でも…。
潔
いいから。
蜂楽
……
冴
お前のために言ってんだぞ、
世一。お前が一人でやって
またあーなったら、俺らも悲しい
世一。お前が一人でやって
またあーなったら、俺らも悲しい
冴
だから分担しようって
潔
いいって言ってんだろ
潔
ほんとに、平気だからﾆｺｯ
ﾊﾞﾀﾝｯ
冴
(嘘っぽい笑顔。)
蜂楽
(しんどそうな笑顔。)
潔
疲れた……
潔
あ、洗濯物入れなきゃ
潔
よいしょ。
これで全部かな
これで全部かな
凛
世一。大丈夫か？
潔
うん、まぁね
凛
少し手伝うからよこせ
潔
うん。
潔
ありがと
凛
世一
潔
んー？
凛
唐突だけど、言いたいことがある
潔
なんだ？
凛
付き合って欲しい
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