× me

△△は 、私と同じクラスの友達 。

移動教室も 、休み時間も 基本はずっと△△と過ごしている 。

△△はしっかり者で 、 私の相談にのってくれることも多かった 。

先週は私の勘違いだろうって思ってた 。

そもそもここら辺でストーカーなんか あるわけないし 、って 。

私の後つけるなんて尚更ㅋ

少し不安に思いながらも 毎日過ごしてきたけど 、そろそろもうきつい 。

親に言っても信じてくれないし 、 相談出来る友達は△△しかいないし 。

でも 、後ろ振り向いても誰もいない 。

不気味で仕方なかった 。

ストーカーのせいで 授業も部活も集中できない 。

先生に注意されてばっかで メンタルもボロボロだし 。

どーせ今日もいるんだろーな、ストーカー 。

怯えながら歩いていると 、 予想通り後ろから聞こえる足音 。

怖くなって走ると 、足音も早くなる 。

もう確定じゃん ㅋ

つい走りながら後ろを振り返ってしまう 。

もう隠れてない 。 私の目の前にいる 、背の高い1人の男性 。

周りが暗くて全然見えなかった顔も 、 今は目も慣れてきてよく見える 。

2つ隣のクラスの男子 、同じバレー部 。

見覚えのある顔だった 。

。

意味わかんない 。

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