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Vampire.#04

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Vampire.#04

1 - Vampire.#04

♥

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2019年01月12日

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時間は経ち…

りゅう

ん……朝か…?

外は暗い。

りゅう

スマホ…

6:42

りゅう

朝か…。

りゅう

(動きたくねぇ)

クドラク

起きたか。

りゅう

あ、あんた…

クドラク

気分はどうだ?

りゅう

動きたくない。

クドラク

そうか。朝食の準備はしてある。食いたい時に来るといい。

クドラクは部屋から出ていった。

りゅう

道わかんねぇよ…

りゅう

あ、さとしに電話繋がるか?

さとしはりゅうの大学の友達だった。

りゅう

不在着信

不在着信

りゅう

くっそ、繋がんねぇのか。

りゅう

あと、お腹すいたなぁ。

その時

クドラク

食堂に行くか?

クドラクが部屋に入ってきた。

りゅう

わぁ!び、びびったぁ…

クドラク

腹が減ってるんだな?朝食にしよう。

りゅう

うん。

りゅう

(タイミング良すぎだろ…)

クドラク

寒いか?

りゅう

大丈夫。

クドラク

そうか。

りゅう

…。

クドラク

…。

りゅう

(クドラクは本当に何も食わないのか?知らぬ間に血とか吸われてんのか?)

クドラク

よし、行こうか。

りゅうとクドラクは食堂へ行った。

医者

おはようございます。

りゅう

おはようございまーす…

医者

どうぞ、好きな分だけ召し上がってください。

りゅう

あの!医者さん!

スバル

医者さんだなんて、私にはスバルって名前がありますよ。

りゅう

す、すいません。

りゅう

スバルさん。昨日はお礼もできなくて、治療してくれてありがとうございます。

スバル

いえ、いいんですよ。

スバル

さぁ、朝食を召し上がってください。

りゅう

は、はい。

朝食は静かで、りゅうの気持ちは曇っていた。

りゅう

クドラク、あんたは何も食わないのか?

クドラク

私はもう食事を終えている。

りゅう

(何を食ったんだ…?)

りゅう

ご馳走様。

クドラク

もういいのか?

りゅう

食欲無い。

クドラク

そうか。

りゅう

部屋戻るから。

クドラク

戻れるか?

りゅう

多分、大丈夫。

りゅうは食堂を出た。

スバル

なんでしょうか。機嫌が悪い様子でしたね。

クドラク

あぁ。どうしたんだろう。

その時りゅうは。

りゅう

あぁ、迷った😓

??

人間はあんたか?

りゅう

ん?

後ろを振り返ると…

りゅう

誰だ?

誰もいない。

??

俺だ。上に居る。

りゅう

上?

上を見ると

りゅう

は…、な、なんだ…あんたは…。

ガルダ

俺ガルダ。

りゅう

ガル…ダ?

ガルダ

そ。まぁ、簡単に言えば鳥?フェニックスって思ってくれればいいよ。

りゅう

フェニックス…。

りゅう

飛べるのか…??

ガルダ

まぁ、羽あるし。

りゅう

な、なんの用だ…?

ガルダ

いーや別に。じゃーな。

りゅう

(なんだよ…。)

歩き回ること1時間。りゅうはやっと部屋に戻った。

りゅう

フェニックスか。

りゅう

…。

クドラク

ガルダに会ったのか??

りゅう

うわ!あんた、静かに入ってこないでよ…。

クドラク

すまない。部屋に戻れたか心配で来た。

りゅう

そうなんだ。

クドラク

あいつにあったのか…。

りゅう

なにかダメなのか??

クドラク

いや、聞かない方がいいだろう。

りゅう

なんだよそれ。あんたはいつもそうだ。俺になんの用があるのかも教えてくれないで。

クドラク

お前を傷つけたくない思いで言ったつもりだったが、聞きたいというのであれは言うぞ。

りゅう

あぁ、いいよ。

クドラク

ガルダには気をつけろ。あいつは、『人を殺している』。

りゅう

は……?

クドラク

もう言わないでおこう。

その時

ガルダ

あぁ。俺は人間を殺した。

りゅう

あんた…。

ガルダ

人間の血の味も知ってる。

ガルダ

いつか君も殺しちゃうかもね〜。

クドラク

やめておけ。

クドラク

殺したら、この私が許さない。

りゅう

(や、やばいよ……。)

ガルダ

なーんちゃって。殺さねぇよ。じゃーなー。

ガルダは部屋を出ていった。

りゅう

お、おれ……死ぬ……かも?

クドラク

大丈夫だ。私が守ってやる。

りゅう

あ、あんた……保証はないって…。

クドラク

ここに人間が来たのは初めてじゃない。ガルダもここで殺人は犯さなかった。

りゅう

その、人間を達は…??

クドラク

行方不明だ。

りゅう

(は…?)

りゅう

どこだよ…。

クドラク

彼らはこの館から逃げ出し、行方不明になった。

りゅう

(逃げ出した…?逃げられるのか…??)

りゅう

そ、そうか……。ちょっと、1人にさせて…。

クドラク

了解だ。

クドラクはすぐに部屋から出ていった。

りゅう

に、逃げよう。逃げられる。

りゅう

今の時間は…。

11:53

りゅう

昼前。出よう…この館から。

りゅうは何も持たずに玄関へ向かった。

りゅう

(殺される…殺される…殺される…)

玄関の前についた。

りゅう

とりあえず、外に…。、

外は暗かった。

りゅう

どこに行けば??とりあえず、館から離れよう…。

庭は広かった。

りゅう

ん?

遠くに人影が見えた。

りゅう

人だ…!!

りゅうは人影に向かって全速力で走った。

りゅう

す、すいません!!

人影は近づくと大きく見えてきた。

りゅう

あれ…??

翼のようなものが見える。

りゅう

人…??

影からこちらに向かってくる。

りゅう

な、やばい…。

りゅうが反対方向に向いた時

りゅう

う、うそだろ…

???

こんにちは♪

りゅう

うわ!

りゅうが地面に叩きつけられた。

りゅう

痛っ…

???

ごめんね♪

りゅう

な、なんだ…

吸血鬼

ちなみに俺、吸血鬼♪

りゅう

吸血鬼…。

吸血鬼は倒れたりゅうの上にまたがり、逃げられないようにした。

りゅう

ど、どけ!

吸血鬼

どいたら逃げるでしょ??♪

りゅう

あ…。

りゅう

(クドラクが外は危険って言ってた…。)

りゅうの目から涙が流れた。

吸血鬼

おいおい、泣くなよ♪ゆっくり殺してあげるからさ♪

吸血鬼は口を開け、ゆっくりりゅうの首元に顔を近づけた。

吸血鬼

じゃあ、いただきます♪

吸血鬼がりゅうの首に噛み付いた。

りゅう

い、いたぁ…

吸血鬼

甘噛みだよ??♪

りゅう

や、やめろ!痛てぇよ!

吸血鬼

痛いの嫌だ?♪

りゅう

は、離せ!痛いぃ…。

吸血鬼

じゃあ、もう殺しちゃうね?♪

吸血鬼はそのばで立ち上がり、ポケットからとがったものを出した。

吸血鬼

じゃ、ばいばい♪

りゅう

(あぁ、もう死んだ…。)

クドラク

大丈夫か?

りゅう

ク、クドラク…。

クドラク

屋敷の外は危ないって言ったはずだ。

りゅう

ご、ごめん………。

吸血鬼

クドラク、か。タイミング悪ぃな。

クドラク

お前は、誰だ?

吸血鬼

名は名乗らない主義でね〜。お前に用はない。その人間の血を吸おうと思ったのによ。

クドラク

この人間は殺させない。

りゅう

(神様……神様神様……)

クドラク

帰るぞ。

クドラクはりゅうを抱き、空に飛んで行った。

吸血鬼

くそ、逃がしたか。

りゅうとクドラクは館に戻った。

クドラク

大丈夫か?

りゅう

………。

スバル

どうしました?

クドラク

噛まれている。傷は浅い。治療してやってくれ。

スバル

承知しました。

りゅう

……。なんなんだよ…。

クドラク

どうした?

りゅうは泣いていた。

りゅう

ほんと、なんなんだよ…。

りゅう

急にこんな所に連れてこられて、殺人をしてる変なやつとひとつ屋根の下。夜は明けないし、外は危険で、逃げたくても逃げれない。

りゅう

用ってなんだよ……。早く帰してよ……。

クドラク

そうか。じゃあそろそろ言おうか。

りゅう

え……?

クドラク

私はお前に用があると言った。それは…。

ーendー

結構登場人物増やしてしまった…😓自分でも混乱しないように登場人物も増やさないように…😅

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