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初恋は実らないと言うけれど🩷×❤️
登場人物紹介
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Prologue
その時俺は確かに恋に堕ちてたんだと思う
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よく初恋は身体中にビビビッと電気が走るような感じがすると言うけれど
そんなことは無かった
好きだと確信した瞬間、胸の突っかかりがすとんっと、落ちたような気がした。
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君のその笑顔が
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君のそのハキハキとした少し落ち着いていた声が
俺が恋に落ちるには十分過ぎる程理由はあった
本当は言わないつもりだった。
自分の感情に蓋をして、君に気づかれないように、隠すつもりだった
けど、一度自覚した恋はそう大人しくしているはずもなく、
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あ、なっちゃんの唐揚げ落ちた。
勿体無いなぁと何処か遠い目をしている俺に君は言った。
ごめん
たった一言、されど一言。
俺はこの言葉を聞いた瞬間目の前が歪んだ。
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頭がくらくらする
俺は何をしているんだろう。
勝手に恋をして、 勝手に突っ走って、 勝手に想いを告げて、 勝手に自滅して、
自業自得だ。
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俺はちゃんと笑えていただろうか
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