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コメント
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すず
すず
ひとつのイヤホンを2人で使い聞いている
坂田 優
すず
先輩とこんな気ぃあうとは…
先輩も私とおって楽しいんかな、、
楽しいから今日もここに…？
淡い期待が膨らんでいく
手を動かしたら先輩と当たってしまった
びっくりし先輩の方に顔を上げた
するとさらに先輩が手を重ねてきた
見とれていると先輩の顔が近づいてきた
唇が重なった…
え…いま、、
すず
すず
先輩を軽く押した
すず
先輩が口元を抑え赤くなっていた
すず
すず
坂田 優
今の顔は何…？
すず
坂田 優
走って逃げた
一瞬で後悔した
坂田 優
俺は自分の髪をぐしゃぐしゃにした
好きなんですか？なんて余計なことなんで聞いてしまったんや
次の日
あーもーお兄ちゃんなんでお弁当忘れるんよ
坂田先輩がおるかもやのに…
入れへんよ！とか言ってもしゃあないか
いませんように…
そう願い教室の中を覗いた
女子
女子
おるやんか！
あ…お菓子。苦手なくせにまた受け取りよって…
坂田 優
坂田 優
女子
え…
女子
坂田 優
椅子から立ち上がりながらそう言った
坂田 優
折原 千良
すず
折原 千良
謝るって何を？
あのキスに気持ちがなかったことを？
折原 千良
私は走ってその場を去った
折原 千良
坂田 優
女子
その女は坂田の腕を引っ張った
女子
坂田 優
坂田 優
私は階段までダッシュした
逃げたってしゃあないことは分かってる
先輩がちゃんと甘いの苦手って言ってた…
坂田 優
ビクッとした
近寄ってきた
坂田 優
肩に触れられた
すず
すず
って私また余計なこと…
すず
先輩に嫌われたくない
先輩に手首を引っ張られ振り向いた
すず
坂田 優
坂田 優
坂田 優
顔を近づけそう言った
坂田 優
坂田 優
坂田 優
え…
坂田 優
坂田 優
殴ってもいいよ というように顔を出し、目を瞑った
全部伝えたい…
すず
坂田 優
うちの気持ち…
わたしは勇気をだして先輩にキスをした
坂田 優
かぁって先輩の顔が熱く、赤くあっていった
すず
すず
すず
私のことをひょいっと持ち上げ、一段下にいた私を同じ段に持ち上げた
また唇が重なった
入学して2週間
学校の女子たちの話題の中心は
1人の男子生徒1色
私の心も君1色に＿＿
