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我儘な君の願い

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我儘な君の願い

3 - 君はいつも俺を驚かせる

♥

64

2021年11月25日

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昨日投稿したばかりなのに1,2話とも凄いハートつけられてて嬉しいです!

ありがとうございます!

今回は続きの3話です!

これがはじめましての方は
ぜひ1話から読んでみてね!

地雷さんはUターン!!!

通報…('ω'乂)ダメーデス

それではどうぞ!

💓

·····待たせたな

💛

いえ、大丈夫ですよ

💛

むしろ、早いくらいです。てっきりもっとかかると思っていたので

💓

·····そうかよ

手入れも何もされていないから 草が伸びすぎてて歩きにくいけど·····

でも、やっぱり風通しが良くて いい場所だ。

この場所はころ💙と良くデートで 来ていた所であり、

ころ💙に俺が告白した所でもある。

だから、俺にとっても、 彼奴にとっても大切な場所。

きっと、それを知っててるぅ💛は ここで待っていると言ったのだろう。

💛

ぼーっとしてないで
座ったらどうです?

るぅ💛は自分が座っているベンチの隣をポンポンと手で叩く。

💓

あぁ

ここはベンチ以外特に何も無いが、そのお陰で人があまり来ないので、恋人と二人きりになりたい人や、静かに読書したい人、眠りたい人には最適なのである。

💓

まぁお前とは来たくなかったな

💛

突然酷くないですか?

💓

だってお前もそうだろ?

💛

そんなことないですよ。
むしろもっとさと💓くんとは
仲良くなりたいと思っています。

💓

えぇ〜ほんとに〜??

💛

ほんとですよ。どんだけ
信用ないんですか、僕。

💓

ごめんごめん‪w

良い奴だってのは知ってるよ。 俺と仲良くなりたいって思ってるのは 知らなかったけど。

💛

··········ビデオ、
どうでしたか?

💓

どうって?

💛

何か思うこととか
なかったんですか?

💓

あぁ·····そんなこと

💛

そんなことって·····

💓

思うことは、確かに
沢山あったよ。

ころ💙ともう会えない悲しみ、俺を変わらず愛してくれていたという喜び、病気を患っていたという衝撃、言葉にしたらどれくらいの時間が掛かるのだろう。

それぐらい、思ったことは沢山あった。

💓

でも·····

💛

でも?

💓

俺が彼奴を愛し続けることには、何ら変わりないから。

てっきり、お前はもう誰かと付き合って、幸せになっているんだとばかり思っていた。

だから、俺なんかがお前に愛を向けていたら、優しいお前はどちらの愛を受け取ればいいのか分からなくなってしまう。

そう思ったから、ころ💙への気持ちは 抑えていたつもりだ。

だけど、これからは胸を張ってころ💙のことを愛していると言える。 だって

💓

彼奴も、俺を愛していると言ったから。

もう、迷いなんてものは見つからないな

💛

そうですか·····
良かったです。

💛

でも、さと💓くん、一つ
何か誤解してません?

💓

は?何を?

💛

だって、さと💓くんの話を聞いていると、ころちゃんが死んでいることになっている気がするんですもん。

💓

え?は?

💛

·····僕がいつ、ころちゃんが
死んだなんて言いました?

💓

いやだって·····

💓

ビデオカメラを渡して
きたじゃないか。

「そのビデオを見れば、さと💓くんが知りたいと思っていることが全てがわかります。」

俺の耳が腐っていなきゃ、こいつはそう言っていたはずだ。

💛

えぇ。だって、手術が成功したとはいえ、まだ体力的にもしんどそうだったので。

💛

それに、折角撮ったビデオを無駄になんかしたくないですからね。

💓

それじゃあ·····「青柳ころ💙」って名前が刻まれた墓は?

💛

あれはころちゃんの曾お祖父さんのものですよ。

💛

一族で同じ名前を名付けるって、結構珍しいですよね。

「そんなことも無いのかな?」と笑う るぅ💛。ってことは·····

💓

ころ💙は·····

💛

はい。そうです

💛

出てきていいですよ。
·····ころちゃん。

ガサッと、落ち葉を踏む音が、後ろから聞こえた。

恐る恐る後ろを振り向くと、 そこには·····

💙

やっと会えた·····久しぶり、さと💓くん

誰よりも愛おしい君の姿があった。

💓

·····ころ💙

💙

·····ん

💓

·····ころ💙

💙

‪w何回名前呼ぶの‪w

💙

あと、力入れすぎ‪w
痛いんだけど‪‪w

ころ💙の姿を見た瞬間、体が勝手に動いていて、気づけば彼奴を抱きしめていた。

もう、離すことがないように。

そう思っていたら、ころ💙に笑いながら優しく離してくれと言われてしまった

💓

·····ムスー

💙

そんなふうにほっぺ膨らまさないの!

嫌がっていなかったとは言え、何だかそれが無性に気に食わなくて頬を膨らませていたら、怒られてしまった。

·····俺、ころ💙と話してる·····よな

💓

夢じゃない·····

夢だとしたら、一生覚めなくていい。

だけど、この胸の高鳴りは、夢では味わえはしないだろうから。

💙

うん。夢じゃないよ

💙

·····ただいま、さと💓くん

💓

おかえり、ころ💙·····

💙

とりあえず、ベンチに座ろっか?

💓

あぁ

ベンチにふたりで腰掛ける。

そういえば、るぅ💛がいないな。と思い辺りを見回すと、やっぱり姿が見当たらない。

もしかして、気を利かせてくれたとか? まぁ彼奴、優しいから可能性は大だな。

💙

·····ごめんね。
急に·····あんな·····

💓

気にすんな。こうして帰ってきてくれただけで、俺は嬉しいから

「別れよう」って言われてからかなりの絶望を体験したけど、今はころ💙がいるってだけで幸せだ。

💙

·····病気は治ったんだ

💓

·····無事でよかったよ

💙

だから、また一緒にいれる

💓

·····うん

💙

ねぇ·····さと💓くん

💓

なに?

💙

僕達·····恋人·····だよね?

💓

そうだよ?

💙

·····僕、病気と格闘してたから
知らなかったんだけどさ

💙

最近、同性婚が認められた
らしいんだよね

💓

え?まじ?

いや俺も 初耳なんですけどそれ。

💙

うん。るぅ💛君が
教えてくれた

💓

·····デマじゃねーの?

💙

ちょっと!るぅ💛くんを
もっと信用したげて!

💓

冗談だよ‪w

💙

······もー

💓

ごめんて‪w

💙

んー·····許したげる♪

💓

ありがと‪w

💙

えーっと、話戻すけど

💓

うん

💙

…えっとね

なんか急にころ💙の顔が耳まで真っ赤になってるんだけど(可愛い)

💓

どしたの?

💙

えぇ…と…

やばい、なんだこの可愛い生き物は。

ゴニョゴニョと何かを言いながらモジモジしてるし、何より顔真っ赤&涙目って…

こんな顔見せられたらいじってやりたくなるんだけど…まぁ、大事な話しようとしてるんだろうし、待つか。

💙

……さと💓くん!

「待つか」と思ったところで急に大きな声で、そして真っ直ぐにころ💙から目が向けられた。

💓

お、おう

それに戸惑いながらも、 しっかり返事をする。

すると、次の瞬間、俺は、俺の耳が壊れているんじゃないかと疑うほどの言葉がころ💙から発せられた。

💙

僕と…ぼ、僕と!

ころ💙は 俺に向けて頭を下げて

💙

けっ、結婚してください!

プロポーズをしてきた。

❦ℯꫛᎴ❧

たぶん次回で最終回です

その後の番外編?みたいなのを
作ろうか今迷ってるんですが…

…まぁ、後で決めます

とりあえず4話
出してからだよね!

そういうことで!

また次回作で!

´ω`)ノばいばい
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