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更新ありがとうございます…!!!もう、マジで!!好きすぎるのですストーリーが…、、、、 おはようございました(???)
投稿お疲れ様です! わぁお、knさん腹黒だぁッ!← 今度は何を企んでいるのでしょうかw そして、おはようございます🌞(?)よい朝ですね〜 では、お休みなさい((
きりやん
Nakamu
きりやん
簡単な書類を片付けようと胸ポケットにあるはずのボールペンを探ってみる。
が、俺の胸ポケットにはそのボールペンは無く、軽くなったポケットは寂しくすら感じられた
Nakamu
悪い笑みを浮かべんばかりにNakamuが俺に笑いかけながら話しかけてくるのでいや、本当になんもないってっと目を泳がしながらも話を逸らす
なんか勘良いんだよなNakamuって…
Nakamu
きりやん
きりやん
Nakamu
きりやん
きりやん
あのボールペンは俺が初めてこの学校に勤めることになった時に同じ大学に通っていたNakamuがおめでとうと渡してくれたボールペンだった
きっとそんなことNakamuはもう覚えてもいないだろうけど俺はあれをずっと大切にしている
だから、あれを無くすのは絶対にいけないんだ。そんな思いで俺は保健室までの来た道を戻る
きりやん
周りを見てみるもそれらしきものは無くて、捨てられてしまったのか、はたまた忘れ物BOXなるものに入れられてしまったのかと頭を抱えた
きんとき
声の聞こえた方を見るとそこにはきんときがいた
きりやん
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
きんとき
俺はそこで少し安堵した。戦力が増えることに越したことはない。きんときもいるならきっと早くに見つかるだろう
そんなどこか安心感を抱きつつ俺はきんときにお礼をすると保健室に戻るのだった
きんとき
俺はきりやん先生が去った後にズボンのポケットに隠し持っていたボールペンを取り出すと上に投げたりキャッチしたりと遊ぶ
ここまで大切にされているボールペンは先生にとってなんなのか。そんなのは考えなくていい
きんとき
シャークん
きんとき
シャークん
きんとき
シャークん
きんとき
シャークん
きんとき
シャークん
ふふ、と俺は静かに笑うとシャークんの肩にポンと手を置いては耳元に近づいてコソッと囁く
きんとき
シャークん
シャークんの反応を横目で見つつ俺は教室の中へと入る、このボールペンの種明かしは今日の昼休みにでもしようかな。なんて事を考えながら
Broooock
シャークん
Broooock
俺は悩んでいた
きんときをあのままにさせといていいのか、なんてことを
普通にしてる時のきんときは皆のおとんみたいな感じで頼れる真面目で良い奴だ
でも、きりやんが絡んでくると何か違う
俺に頼み事をしてきたと思えばその頼み事は「きりやんのボールペンを取ってくれ」なんて頼み
俺は遊び半分。出来心半分でその頼み事を聞いたが、後悔した
そのボールペンはすぐ返されることなくきんときの元にある、しかも。きりやんと話している時も返す素振りはなかった
きっと返すんだと分かっていても腹の中が分からなくてそれとなく探るように話してみたが返ってきた言葉は
きんとき
そんな、確信を着く言葉
シャークん
Broooock
スマイル
シャークん
俺は強がるように言うと3人といつも通りに話す
次、もしもきんときに何か頼み事をされそうになっても俺は必ず断ろうと決心をした
きりやん
ボールペンは見つからないまま昼になった
頭を抱えながら俺は半ば机に頭を強打させるように倒れ込む
机からバコンッと痛々しい音が鳴ると近くに座っていたNakamuが肩を小さく揺らすのが分かった
Nakamu
きりやん
Nakamu
きりやん
Nakamu
きりやん
Nakamu
きりやん
Nakamu
きりやん
Nakamu
きりやん
Nakamuは急ぐように保健室から出ていくと保健室には俺一人が残った
俺はお弁当を鞄から出すと小さく溜息をつく
きりやん
Nakamuにお弁当を作ってこようか?と意を決して聞いてみた
するとあからさまに困った顔をするとNakamuは視線をそっとずらした
それが全てを物語っていた
俺の好意は邪魔なのだと
分かっていつつも寂しい気持ちになりながら俺は昼飯を食べようと持ってきたお弁当の蓋を開けようとしたとき
きんとき
きんとき
きんときが張り切ったように、嬉しそうな顔を浮かべながら俺の元へと走ってきた
その手には俺の大切にしていたボールペンが握られていた
きりやん
きんとき
きんとき
きりやん
俺はきんときからそのボールペンを受け取ると胸ポケットに刺し直す
安心感が戻ってきて俺は少し笑みを浮かべながらきんときに問う
きりやん
気分が良く、俺の大切なものを見つけてくれたきんときにお礼と感謝をするために何か願いを聞いてみることにした
きんとき
きりやん
俺がそう言うときんときはパァッと顔を明るくさせては俺の手をギュッと握ってくる
きんとき
きりやん
普段から保健室でお昼を食べるのは俺だけだったため別にそんなことお願いにしなくても良かったのに、なんて思いながらもこんなに謙虚ないい子だったのか、と彼に感心した
そして俺は彼の頭をそっと撫でるといいよ、と告げる
きんとき
きりやん
きんとき
ニコッと笑みを浮かべるきんとき
その時の彼の笑顔は正に真面目で優しい良い生徒だった