テラーノベル
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もう外は少し暗い
若井からのメールが送られてきた10分後
ガチャっ
鍵を開けられる音がした
合鍵を持っている人なんて若井しかない
若井滉斗
藤澤涼架
若井にはできるだけ笑顔で接する
若井といるのが辛いんじゃない
若井が嫌いなわけじゃない
ただ…
若井滉斗
藤澤涼架
あーあ、また始まっちゃう
すっ、と僕の頬に手を当ててくる
藤澤涼架
若井は何も言わず頷く
僕の手を引き、寝室へ向かう若井
…今日は寝れないかもなぁ、笑
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