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ワンクッション
夢小説です
男主です
最初モブが出しゃばります
大丈夫な方はそのままタップ
モブ(男子生徒)視点
女子生徒
女子生徒 2
楓
男子生徒
そう言って柔らかい笑みを浮かべる彼女は、この世界の誰よりも輝いて見えた。
今日も今日とて、俺は女子たちの会話を盗み聞いていた。
きゃっきゃ、と楽しそうな声色で話している彼女たち。
陰キャの俺とは目も合わない、いわゆる陽キャというものだ。
その中でも一際目立っている彼女_楓さんは、俺たち陰キャとも仲良くしてくれる、神のような陽キャだった。
男子生徒
思わず彼女の顔をじぃっと凝視してしまう。
無理もない。彼女は、芸能人顔負けの顔立ちをしているのだ。
女性にも、男性にも見える中性的な顔立ちに、思わず鼻の下が伸びてしまう。だが、マスクで俺の表情は見えない。
こればかりは、某ウイルスに感謝してもしきれない。
楓
視線を感じたのか、彼女はちらっと俺の方を見た。
男子生徒
やってしまった。 後悔してももう遅い。ばっちりと目が合ってしまった。
会話が終わって、彼女と話していた女子生徒たちは教室から出ていった。
すると、彼女は俺がいる所へ歩いてきた。
楓
そうだったら恥ずかしいな…と少しはにかむ彼女に、現実を忘れて可愛いな、と思ってしまう。
男子生徒
緊張して思わず声が上ずってしまった。女性慣れしていない俺は、言葉に詰まってしまう。
楓
ほっと息を吐いて微笑む彼女。
楓
人気者な彼女は他の生徒に呼ばれて、行ってしまった。
まあ、俺としても過剰摂取しすぎるとキャパオーバーで死んでしまうので、行ってくれて良かった感はある。
男子生徒 2
羨ましさを隠しもせず言うオタク友達。
彼が話しかけてくれて、募っていた緊張が解れる。
男子生徒
男子生徒 2
オタクっぽいやり取りをした後、俺は気になっていた事を話した。
男子生徒
男子生徒 2
男子生徒
男子生徒 2
男子生徒 2
男子生徒
なんてことを真剣な顔で話し合っていたが、授業の始まりを知らせる鐘が鳴る。
この件は俺の家で話すことにし、俺たちは慌てて教室から出た。
楓(男夢主)視点
楓
帰りの支度をしていた最中、先程俺の事を凝視していた彼の事をふと思い出す。
楓
女子生徒
女子生徒 2
下品で失礼極まりない事を考えていると、女子生徒が話しかけてきた。
楓
正直面倒だったので、兄__姉を口実にして断る。
やっぱりかぁ。と落ち込んだ声色の彼女たち。罪悪感はあるが、慈悲はやらない。
楓
女子生徒
女子生徒 2
彼女たちと別れて、学校を出ると、速攻姉から不満気な声をあげた。
椿
楓
楓
うるうるっ、と、ぶりっ子をしてみる。 すると姉から軽蔑の眼差しを向けられた。
椿
楓
椿
楓
椿
楓
椿
なんてどうでもいい雑談を交わしていると、突然輩のようなやつに絡まれた。
輩
楓
椿
少し、遊んでやるか。 そう思い、女の俺を演じる。 椿も考えたことは同じだったようで、ギロリと輩のことを睨んでいた。
輩
輩
輩
文字に起こしてみると、ニチャァという感じで気持ち悪い笑みを浮かべている輩に、寒気がしてくる。
楓
椿
輩
突然素に戻った俺たちに一瞬だけ驚く素振りを見せる男。
だが、椿の発言にイラッときた男は、椿を殴ろうと拳を振り上げる。
椿
途端、椿が男の手首を掴み、そのまま背の方へ持っていく。男が地面に伏せて、動けない状態になる。
輩
自分よりも年下で、華奢そうな見た目の奴。極めつけには女だと言うのに負けてしまい、プライドが傷ついたのか、学があるとは思えない幼稚な暴言を吐かれる。
椿
にこにこともはや怖いまである笑みを男に向ける椿。 ここまで俺は無言だが、とびっきりの笑顔で観戦している。
輩
楓
俺だけでも殴ってやろうと思ったらしい。だが、俺も腕には自信がある。
楓
椿
微塵も思っていないのに、しくしくと泣き真似をする椿を無視して、男の方へ向かう。
楓
楓
プギャー、とでも言うように煽ってみる。男はぎりっと歯ぎしりをした。
楓
楓
椿
楓
椿
輩
談笑した後、男がお決まりの捨て台詞を吐いてどこかへ消えてしまった。
椿
楓
竜胆
蘭
ちらっと顔を覗かせたのは2人の男で、最近不良の間で有名な灰谷兄弟に容姿がそっくりだった。 もしかして本人か?
楓
椿
てへぺろ☆とでも言うようにこの世で1番気持ちの悪い顔をする椿を無視して猛ダッシュする。
椿
椿も俺を追いかけて走ってくる。 灰谷兄弟はぽかんとした顔で見ていた。まあ、当然か
蘭
竜胆
蘭
続きは灰谷兄弟が概念をバールのようなもので壊したのでありません
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