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A new story begins
伏黒 恵
重い瞼を持ち上げると伏黒君が居た。
伏黒 恵
羽 瀬 月 乃
呼び声の正体は伏黒君だったんだ
伏黒 恵
でももう私には応える気力が無かったみたい。
再び私は意識を失った。
高専に戻り、家入さんに治療してもらった
伏黒 恵
角を曲がると伏黒君が居た。
伏黒 恵
心配そうに聞く彼。
その瑠璃色の瞳は不安げに揺れていた
羽 瀬 月 乃
羽 瀬 月 乃
そう言ってその場を去った。
人の優しさに触れて涙が溢れそうだったから
何時ぶりだろう…人の優しさに触れたのは。
野薔薇ちゃんと急遽買い物に行くことになった。
釘崎 野薔薇
申し訳なさそうに言う彼女。
羽 瀬 月 乃
寧ろ嬉しかった。こんなこと初めてだから
羽 瀬 月 乃
黒いベレー帽を見て独り言を零した
釘崎 野薔薇
羽 瀬 月 乃
羽 瀬 月 乃
釘崎 野薔薇
釘崎 野薔薇
思わず驚いた。
羽 瀬 月 乃
戸惑っていると
釘崎 野薔薇
ラッピングされたものを渡された
開けてみるとさっきのベレー帽だった
羽 瀬 月 乃
羽 瀬 月 乃
早速付けてみた。
釘崎 野薔薇
そう言って微笑む野薔薇ちゃん。
此処でもまた人の優しさに触れた
〇〇✕✕年 8月4日 たくさんの人の優しさに触れた。 凄く暖かくて涙が溢れそうだった。 人の温かさを感じたのは久々だ そんな人たちもいつか居なくなってしまうんだろう 世界は美しく儚いし、残酷だ。 それでも人の素晴らしさを信じてる。 全員が全員そうじゃないって解った。
Continued next time