テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

~ 夜 ~

あと少しで葛葉の家に着く

思った以上に時間がかかったから

きっと怒っているだろう、

葛葉、怒ってなきゃいいな〜、

…なんて心の中で呟き

ー 玄関 ー

くずは〜、

ただいまぁー

ガチャっとドアを開けては

疲れているのが悟られないように 明るい声色で喋り

彼からの反応は無い

恐らくまた寝ているのだろう、

そう思った

まだその時は。

ー リビング ー

ゆっくりとソファに

腰掛けては

しばらく瞳を瞑って 頭の中をリラックスさせていると

葛葉

……叶、

葛葉

おかえり、

いつも以上に元気の無い声色で 彼が言った

ぇ、なんでそんな
悲しそーなの、?

葛葉

…LINE、したんだけど

彼がためらいつつもそう言ってきて

ハッとしたように 自分のスマホを見た

スマホの液晶には

彼にしては珍しく 少々長めの文が送られていた

しかもそれは 心配の文だった

ご、ごめん

忙しくって見れてなかったんよ、

彼には言い訳にしか

聞こえなかったのか、

少し間を空けて

葛葉

…あっそ、

……と冷たく返事をしては 少々俯いた

怒ってるよね、

ほんとごめん、……

葛葉

別に、気にしてねーから、

絶対嘘じゃん、、、

ただただそこには 気まずさが流れた

貴方に好かれたくて。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

766

コメント

4

ユーザー
ユーザー

初コメ失礼します。最高です。ほんとに、最高です! 続き待ってます!(フォロー失礼します…)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚