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悠佑
りうら
父さんや母さんにここにいるように と言われてもう、1週間が経った。
悠佑
りうら
りうら
悠佑
まだ、俺らは子供だから 知らないフリをする
そっと 耳を塞いで 目を閉じて 分からないとだけ言う
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
悠佑
悠佑
りうら
りうら
悠佑
遊べたらええのにな
悠佑
悠佑
悠佑
りうら
それから、1週間、1ヶ月、1年 経っても、母さんと父さんは
戻って、こなかった。
りうら
悠佑
りうら
悠佑
悠佑
りうら
りうら
悠佑
悠佑
悠佑
りうら
りうら
悠佑
本当は、りうらには生きていてほしい だけどきっと無理矢理にでも ついてくるから
しょうがないと笑う 兄貴は酷く哀しそうだ
りうら
悠佑
「二人なら大丈夫だ」って 信じてたかった。
人が消える音がする
空は曇天だ
悠佑
りうら
悠佑
悠佑
この質問は少し酷いなぁ なんて、思いながらも話すのを待つ
りうら
違う、分かってる、分かってるけど
「事実を認めたくない」返答を 聞いた時点で分かった
悠佑
悠佑
りうら
りうら
雨で目を濡らしながら そう答えた。
悠佑
人が残酷に消えるこの世界でも まだ、生きていたいから。
悠佑
りうら
悠佑
防空壕の中、二人は呼吸する