６兄弟の日常の事情

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★シリーズ(◍•ᴗ•◍) 　１話完結型を 　思いつくまま不定期更新

　長男　うさぎ 　次男　リンツ 　三男　サミィ 　四男　論 　五男　エル 　末子　塁斗

■６兄弟の日常の事情■ 　エル(五男)✕うさぎ(長男)

〈 長男と書いて甘いと読む 〉 　再掲

リ「うさぎくん、なんか元気ないよね？」 Ｌ「俺も思うた」 サ「今もお隣さんに回覧板を置いて来るって出てったけど、ションボリしてたよな」

論「誰か何かしたんじゃないのー？」 塁「エルにいとか」 Ｌ「なんで！」

兎「ただいま···」 論「あっおかえりぃー！」 塁「おい抱きついてんな」

兎「あの···　エルくん···」 Ｌ「え、え、なに、俺？」 サ「やっぱ原因はエルかぁ」 Ｌ「えー！？」

兎「あの、エルくん、昨日は···ごめん」 Ｌ「···うーくん？」 リ「えっうさぎくんが謝るの？」

兎「なんか、気を悪くしたんじゃないかなって···」 Ｌ「へ？俺なんにも怒ってへんよ、ってか怒るようなこと何もないやろ」 兎「だ、だって、」

サ「だって、何？」 論「なになに心当たりあるんだ？」 塁「目ぇ輝かせて首突っ込むんじゃないの」

兎「ちょっと疲れてたから···」 Ｌ「疲れてたから？」

兎「後で行くって約束したのに、うっかりリビングで寝ちゃって」 Ｌ「······ああ！」 論「え？約束って何？」

兎「添い寝」

４人「「「「 ···添い寝？？ 」」」」

リ「え···心当たりってそれ？」 兎「久々に添い寝して欲しいって、エルくんがせっかく甘えてくれたのに」

サ「いや相当かなり結構な久々だろ！」 塁「というかうさにいは甘えるにも限度があるとは思わないんですかっ！？」

兎「約束したのに、って気を悪くさせちゃったかなって···」 Ｌ「そないなことあらへん、全くあらへんから！」 サ「ねえだろうけどな！」

兎「とにかくごめんね、エルくん···」

５人 (((((いや可愛いんだって！)))))

リ「ちょ、うさぎく〜ん！そんなアホなお願いマトモにきかなくても大丈夫なんだよぉ？？」 兎「いやでも俺も久々で嬉しかったから〜」 論「エルはニヤニヤしてんじゃねえー！」

Ｌ「じゃあうーくん、今夜は一緒に寝てくれる？」 　ぎゅっ(抱きついてうさぎの胸に頬ずり) 塁「は？」

兎「もちろんだよ、ふふっ(*´︶`*)」 Ｌ「うーく〜〜ん大好きやぁ〜〜♡」 リ「塁斗、眉間のシワ···」

論「あーあアホらし、飲み物でも買ってこようよ」 Ｌ「５時間くらいゆっくりしてきてええでぇ♪」 サ「やかぁしい！」

兎「アハハ、うちの兄弟は仲良しだよな～」 塁「うさにいって天使みたい···」 リ「もううさぎくんと書いて甘いと読むね···」

＊＊＊＊＊＊＊

　　外に出る４人

論「よーしじゃあマックでお茶して、後はカラオケ行こう！」

リ「え？そこの自販機で買うんじゃなくて？」 論「だって５時間くらいってさあ」 サ「真に受けてんじゃねえよw」

リ「ま、まぁ今せっかく仲良ししてるんだしさ！」 塁「仲良しのレベルに世間との誤差がありますからね？」

論「いいからいいから、サミィくんがおごってくれるって言ってんだし」 サ「言ってねえわ！」

塁「···取りあえずうさにいを困らせないように、仲良くはしておきますけどね」 リ「わあ水面下でバッチバチだ」

論「あ、じゃあもう毎日みんなで順番にうさぎくんに添い寝してもらって、もっと仲良くなろうよ！」

サ「賛成賛成！じゃあ明日は俺な！」 リ「ズルい明日は俺ぇぇ！」 論「何でだよ発案したボクだろがー！」 塁「仲良し飛び越えて殺伐としますからね？」

END 次は添い寝〜！ てか挿し絵５分で描いたの褒めて！←