○
15🤕
俺が問い掛けると、真っ黒な少年は 顎に手を当てて考える素振りを見せる
大袈裟だ。
15🤕
彼はそれだけを答えた
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やっぱり俺、死ぬのか
死神様が直々にお迎えに来てくれた
○
ふ、と小さく笑いながら俺は言う
○
15🤕
死神は、静かに聞いてくれた
最後の遺言を。
暫くして俺が黙れば、死神は立ち上がる
15🤕
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俺は目を瞑った
生まれ変わるなら、もう一度母の子が良い
あの温もりを、もう一度
俺の首の後ろに痛みが走った
コメント
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まじで神作品になりそう!続きが楽しみです!
神作を見つけたかもしれない!これからも頑張ってください!