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夜
あみ
そら...？
そら
んー？
あみ
そんなに端に寄らなくても大丈夫だよ
そら
俺は大丈夫だよ
そら
ここで寝れるから
あみ
うん...
あみ
(ずっと背中を向けられてるとちょっと寂しいな...)
そら
そら
それともなに
そら
もっと近くがいいの？
あみ
べ
あみ
別にそういうわけじゃないし
そら
いいよ
そら
俺もお前のこと見えてないと心配で寝れねーわ
そら
そら
よっ、と...
あみ
あみ
へへ
そら
なんだよ
あみ
なんか恥ずかしいな
あみ
同じ高さに顔があるんだし
そら
気にすんな
そら
早く寝ろよ
あみ
うん
あみ
(どうしよう...目は瞑ったけど...ドキドキする...)
そら
...笑
そら
あみ
んん...
あみ
(頭撫でられてる...)
あみ
(なんだか昔に戻ったみたいで...)
あみ
(落ち着くなあ...)
あみ
(上級生に鬼ごっこでいっぱい捕まって泣いちゃった時とか)
あみ
(こうしてくれたっけ)
あみ
あみ
ありがと
そら
...ああ
そら
うん
ずっと頭を撫でてくれていた手が ゆっくりと背中に流れる
そら
もうちょっとそっち行ってもいい？
あみ
あみ
うん
そら
...かわいすぎ
そら
温かくて大きいものに 優しく包み込まれる
そら
こうしてたら
そら
温かい？
あみ
...うん
そら
じゃあこのまま寝よ
あみ
なんもしないって言ったじゃん
そら
うるせーな
そら
別にお前をどう思ってるとかじゃねーよ
そら
風邪ひいてるやつはあったかくしないとダメだろ？笑
そら
嫌だった？
あみ
嫌じゃないよ
あみ
ありがとう
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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