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時差コメ失礼します🙇🏻♀️ ぷ。さんのストーリーは毎回予想外すぎて大号泣です😭最後のころんくんへのお手紙シーンを読んで涙が止まりません。笑 大切な人との日常を大事にしようと思えました。素敵なストーリーをありがとうございます!!
コメント失礼します。 ぷ。さんのストーリーが大好きで何回も見返してます。今まで自分の好みのストーリーが無く、見ないようにしていたんですが ぷ。さんのストーリーを見てみたらものすごく好きなもので、全部見ました。これからも良い作品を楽しみにしています。
えええまって好きすぎます😿💗💗💗 ふぉろーとぶくしつです😭😭😭
どうも ぷ。です!!!
今回は昨日の作品の 続編となっています
るぅころです!!
昨日の作品のコメントに 待ってましたとか 喜んでくださっていて
読んでてうるうる してました🥺
本当に本当に 皆さんありがとうございました
みなさんも 最近寒くなってきて 体調とか崩さないように 気をつけてくださいね😢
今更ですが フォロワー様500人突破 ありがとうございます🙇🏻♀️
これからも私なりの ペースには なってしまいますが
少しでも良い作品を 届けられるように 頑張ります🔥
みなさん 大好きです♡
では、どーぞ!!!
るくん
次の日の朝 君のことで頭がいっぱいで 眠れなかったことが
バレないように 精一杯の空元気で 君の家まで行った
こくん
僕の顔をみて 一瞬で顔色が変わる
こくん
こくん
君は少し脅えた瞳で こちらを見ている
何も知らなかったら きっと感情的になって 昨日みたいに怒っていた かもしれない
でも昨日のことを 思い出すと
怒りという感情なんて これっぽっちもわかず、
むしろ哀しみの方が大きく 許さざるを得なかった
るくん
るくん
こくん
そんな僕の対応に 君は目を丸くしていたが
時間も時間だったので すぐに支度に取り掛かった
こくん
るくん
いいことなんてない
むしろ君を見る度に 悲しくなっている
泣き出しそうな気持ちをこらえて 僕は必至に笑いかけた
こくん
こくん
るくん
君は少し俯いて また、悲しそうな顔をしていた
るくん
咄嗟に笑顔を作って みたが君は表情を 変えることはなかった
こくん
こくん
こくん
俯いていて君の表情は よく見えなかったが
君の瞳が一瞬 星のように光った
それは儚くとも 美しい涙だった
気付かないふりをして 君の手を取る
るくん
るくん
昨日みたいに 君の腕を引っ張りながら
学校まで走った
君にも僕の涙が 見られないように
振り返ることは しなかった
結局今日も遅刻ギリギリで 教室に入った
1時間目が体育館なことを すっかり忘れていて
ホームルーが終わったあとも 落ち着いている暇はなく 僕らは急ぐ羽目になった
りくん
りくん
ほかの班の試合を 見ている時に
りいぬが隣にやってきて コソッと僕に聞いてきた
りくん
りくん
るくん
言われてみればそうだ
いつもなら体育で 大量の汗をかきながら はしゃぐ君の姿は 今日は見当たらず
その代わり体育館の隅で サボっている君の姿があった
それに顔色も少し悪い
眠れていないのだろうか
るくん
りいぬとは小学校から 一緒でさとみくんを 含めた4人で仲良くしている ことが多いため
昨日あったことを 話してみることにした
りくん
莉犬は今にも 泣き出しそうだった
それ以上何も言わず 何度か下唇を噛み締めながら 頷いた
放課後になり、 いつも通り2人で 並んで帰った
こんなにも 当たり前というものが 愛おしく
そして簡単に消えてしまう ものなのかと
君の影を見つめながら 考えていた
こくん
るくん
ぼーっとしていて 君の声が届いていなかった
こくん
その怒った時に 頬が膨らむ癖
いつまでも 変わらないね
こくん
楽しそうに 今日あったことを話す君を
あとどれくらい 見られるのかな
あとどれくらい 話を聞けるのかな
あとどれくらい
君といられるの??
いっその事 消えてしまうのなら
なにもかも 忘れたい
残された日々は どう生きればいいのか なんて考えても いなかった
るくん
僕は君を 強く抱き締めた
こくん
こくん
こくん
こくん
るくん
るくん
るくん
こくん
君は混乱しながら 泣いている僕を 優しく抱きしめ返してくれた
なんだか眠れなくて 夜中に僕は 家を飛び出した
目を閉じるのが怖い
次に目を開けた時 何もかもを失ってしまう きがして
朝が来て 寝坊した君を起こして
学校でうたた寝を しながら授業を受けて
みんなで楽しく お昼を食べて
放課後は寄り道をして
そんな毎日にも タイムリミットがある
それは当たり前のことで 僕にだけ限ったことじゃない
ただひとつ
そのタイムリミットは みんなとは違う
るくん
るくん
星に願うしか なかった
それが無駄な 足掻きだとしても
変えられない現実に 向き合うのは怖くて
ほんの1ミリの希望でも 信じるしか無かった
それしか僕に できることはない
るくん
次の日の放課後
僕は莉犬とさとみくんを 連れて君を 病院の前の通りで 待ち伏せした
案の定君は 肩を落として 病院からでてきた
るくん
こくん
こくん
りくん
既に泣いてしまいそうで 僕は天を仰ぐ
るくん
さくん
こくん
さとみくんの家に 着くまでだれも 口を開かなかった
何も言ってくれない もどかしさと 否定してほしさが
今にも溢れそうで 目を伏せることしか 出来なかった
さくん
さくん
さとみくんの家に着き ぼくらは各々の場所に 腰をかけた
誰も話し出さないので 手に汗を握り 僕は口を開いた
るくん
るくん
聞きたいのに 上手く言葉が浮かばない
頭が真っ白で 考えられそうにない
それを察したのか 莉犬が代わりに 口を開く
りくん
君の瞳孔は大きく 広がっていく
動揺してるのが よく分かる
こくん
こくん
さくん
思いがけない言葉 だった
るくん
るくん
るくん
りくん
感情的に君に 当たってしまった
君にとっての 僕らはそんなものなのか
こくん
こくん
こくん
こくん
るくん
りくん
さくん
こくん
こくん
るくん
りくん
開いた口が塞がらないとは まさにこの事だろう
さくん
こくん
りくん
るくん
さくん
りくん
あぁ、良かった
君においていかれないんだ
るくん
るくん
こくん
こくん
るくん
みんなと笑いあえてる この日々が いつもより輝いている
あぁ、美しいひびだ
そして僕は次の週から 真っ白な部屋で 手紙を書いていた
皆には 申し訳ないけど
僕なんだ
先に逝くのは
だからぼくより先に行って ほしくなかった
るくん
るくん
白い封筒に手紙を入れて 僕はベッドから 抜け出した
ポケットから 真っ白な封筒を取りだし 投函する
るくん
手をあわせ ぎゅっと力を込めた
どうか君のもとへ この手紙が届くようにと
るぅとくんがいない世界は モノクロで真っ暗だった
それでも朝はやってきて 無駄に眩しい太陽が 嫌いになりそうだった
そして君のお葬式が 終わって家に帰ると ポストに一通の 封筒が入っていた
拝啓、僕がいない世界に 呆れているころちゃんへ笑
部屋の電気は ちゃんとつけていますか??
ご飯はちゃんと 食べていますか??
ちゃんと眠れていますか??
今僕は君の見えてる世界とは 真反対の真っ白なカーテンに 囲まれています
きっとこの手紙を見て 泣いてるんだろうなぁ笑
ころちゃんはいつまでも 僕に甘えてばかりだったから
きっと今頃困りきって 何も手付かずになっているでしょ??
僕には分かります
ころちゃんの隣で ずっと生きていたから
ころちゃんの両親 以上に詳しいかもしれません
僕には分かります
僕のお葬式が開かれて やっと外に出れた ことでしょう
僕には分かります
太陽の眩しさが うざったく感じて しまうほど 真っ暗な部屋にいたことも
僕には分かります
それくらい僕は 愛されていたことを
ねぇ、ころちゃん
先ずは何も言わずに 君を置いて行って しまったこと
本当にごめんね
ころちゃんが 病気だって勘違いした時
安心と同時に 罪悪感を感じました
自分の死については 何も思わなかったのに
ころちゃんがいないって 考えたとき恐ろしく 孤独になりました
その気持ちを解りながら 黙っていたことも
今、辛い思いをさせて いることも
本当にごめんなさい
ただ、僕は君が居なくなると思いながら過ごしていくなかで、
ころちゃんと帰れるのは 今日で最後かなとか
ころちゃんの笑い声が 聞けるのは最期だって
毎日毎日思い続けることが 本当に辛くて
だからころちゃんにも 莉犬くんはにもさとみくんにも
黙っていいることに したんだ
でも、勝手にいなくなるのは さすがに悪いから
今こうやって手紙を書いてます
でも最後のお願いだから よく聞いてね
僕がいない事実は どうやっても変わらないし
どんなに願っても 過去は変えられない
だからどうか 未来を変えることを 考えてね
君ならできる
僕には分かります
なんてたって ころちゃん博士だからね✨
大好き
いつも見守ってるから 悪いことはしないこと!!
なんて冗談だけど
ころちゃんの身に 何も無いように 守ってあげるからね!
もし後追いなんて 考えてたら 絶対僕が阻止しますから
そういうことは 考えるだけでムダですよ
ウダウダ書きましたけど 最後に一言
出逢えて幸せでした ありがとう
こくん
僕は涙で読めず 30分かけて この手紙を読んだ
こくん
僕は眩しい空を見上げ 手をあわせ ぎゅっと力を込めた
また、いつか 君と来世で 逢えますように
君の分まで 生きてみせるからね
ちゃんと見守っていてね