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戦場に轟音が轟く。

兵士の叫び声。剣同士の擦れる音。

銃声。断末魔。

そしてそんな戦場をひたすら走る影があった。

ミア

ノア!!!いくよ!!!!

ノア

任せろ!

2人は兄妹であった。

兄がノア、妹がミア。

2人とも未成年にして、前線の軍隊の司令塔になった存在である。

ノア

はあぁっ!!!!

目にも留まらぬ斬撃。

あまりの攻撃の速さに敵の兵士は斬られたことに驚きを隠せない。

そして痛みを感じることなく兵士は事切れる。

ミア

さすがはノアだね!尊敬するなぁ

そう言いながらミアは敵の兵士を拳銃で撃っていく。

拳銃を二丁構え、早撃ちをする。

攻撃の速さが、彼ら兄妹の強みであった。

ミア

このまま撤退指示が来るまで突っ走るわよ!!!!

ノア

構わないが無茶はするなよ!!

2人は敵軍に突っ込んでいく

そして――

ミア

はぁ………なんとか勝ったね……

ノア

だな………

自国の拠点に戻り兵士たちは皆安心したように一息をつく。

セイ

ノア隊長、ミア副隊長、お疲れ様です

ノア達と同じ前線の隊に配属しているセイが2人に駆け寄る

ミア

セイくんお疲れ様〜!!!

ノア

おう、セイもご苦労様。今日は大活躍だったじゃないか

セイ

そんな事ないですよ、俺なんてまだまだです

褒められて嬉しいのかセイは満面の笑みで話す。

レイ

確かに活躍しましたがセイさんはもう少し自分の身体を労るべきかと

セイ

あ?どういう意味だレイ………ってあ痛っ!?!?

戦闘中に出来た傷をレイにつつかれてセイは飛び上がる。

ノア

………セイ、ちゃんと治療してもらっとけよ

ミア

無理は良くないからね、ただでさえ貴方は普通の兵士より近距離で戦うんだからさ

2人は呆れ気味で、でも微笑んでセイに話しかける。

セイはグルカナイフと銃を使う。

グルカナイフをほとんど使い、敵よりも間合いが短いため近くないと攻撃できない。

しかし彼の俊敏さがその間合いの短さを補っていた。

ミア

レイ君は怪我してない?大丈夫?

レイ

あ、はい。僕は特に怪我はありません。

レイは軍服の上に羽織を着ていて刀を二刀持ち使いこなしている。

セイの相棒であり戦場でも2人一緒になって行動している。

2人は2人で居る時に最大限の力を発揮する。お互いを信頼している証なのだろう。

ノア

2人とも今日はよく休むといい。またいつ敵が攻撃を仕掛けてくるか分からないからな

レイ

お気遣いありがとうございます。
お言葉に甘えて今日は早めに休ませて頂きますね

セイ

俺もお言葉に甘えて。お2人も早く休んでくださいね。

そう言うと2人は敬礼して去っていった。

ミアとノアはそれを見送ると

ミア

いつになったらこんな戦い終わってくれるのかな

ノア

……さあな。国が強いことを証明するには戦しかないんだろう。

ノア

俺達は戦に出ろと言われたら出るしかない。従わないといけない身だしな

ミア

……それでも、やっぱり戦いは良くないよ。いい事なんてない。強さを見せつけたってなんの意味もないよ…

2人は戦いが一段落つけばいつも考えていた。

"この世界から争いを無くす術はないのか"と。

それが叶い、平和な世界になってくれないものかと

彼らは戦場にいても、ただそう願っていた。

レイ

………セイさん

セイ

……何だ?

レイ

………僕、少し嫌な予感がするんです

セイ

どうしたんだ、急に?

レイ

………いえ、特に気にするほどのものでは無いと思うんですけど

レイ

何か恐ろしいものが現れる、そんな気がするんです

セイ

なんだよそれ……

セイ

でも、こんな物騒な世界じゃありえる話かもな

セイ

敵国さんだっていつ新しい兵器を作ってくるかわからねえ

セイ

バケモンだって作れるくらいの知識はあってもおかしくねえしな

レイ

……恐ろしいものが来たら、この国はどうなってしまうのでしょうか

セイ

……さあな、今考えてもどうにもならねえとは思うがな

セイ

レイは気にしすぎだ。少し楽になった方がいい

レイ

…………そう、ですね

レイ

気にしすぎも良くないですもんね。気をつけます

セイ

おう!

セイ

今日はもう寝ようぜ。隊長達だって休めって言ってただろ?

セイ

そのことはまた明日話そうぜ

レイ

………そうですね

レイ

おやすみなさい、セイさん

セイ

おう、おやすみな、レイ

2人は挨拶を交しそれぞれ自室へと歩を進める。

彼らはこの時知らなかった

その悪い予感が現実になることを。

戦闘パロ【Resist fate】外伝

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コメント

1

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我氏参上(`・ω・´)キリッ

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