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職場内恋愛#６

第1話 - 職場内恋愛#６

2019年07月09日

#恋愛

#職場内恋愛

#るちあ

ちるたん／るちあ

サブオフィス(正)(4)

凛子

グループ作ったよー

美雨

わー！ありがとうございます！

ナオ

凛子先輩いつもありがとうございます

香月

ありがとー🙌

凛子

そういえば、香月って美雨ちゃん送ってから帰って来たっけ？

香月

美雨にご飯作ってから戻ってきたよ

香月

二人とも帰ってたから一人で二人分終わらせた

美雨

香月先輩、先日は本当にすみませんでした💦

凛子

やばー笑

ナオ

美雨ちゃん大丈夫だった？明日は来れそう？

美雨

香月先輩のお粥めっちゃ美味しかったです🥣

美雨

おかげですごく元気なので、明日から出勤します！！

凛子

かっこいいね！

凛子

無理はしちゃダメよ？

美雨

はい！

ナオ

香月先輩、料理お上手なんですね

香月

人並みにはできるつもりです

ナオ

女子力高いですね笑

凛子

美雨

香月

凛子

いいじゃん！

凛子

私は香月のそういうとこ好きよー

香月

美雨

さっきは本当にありがとうございました！

美雨

そろそろ夜遅いので、寝ましょうか！

凛子

そうだね、おやすみー

香月

おやすみ

美雨

おやすみなさい💤

ナオ

おやすみなさい

凛子

（なんか、ナオくんピリピリしてない？）

翌日

美雨

おはようございまぁす

凛子

おはよ！

ナオ

……あ、美雨ちゃん！おはよー

美雨

凛子先輩、今日早いですね！

凛子

早く目が覚めちゃってねー

凛子

（香月が遅れると予想して）

凛子

（美雨ちゃんとナオくんが二人きりにならないように仕向けたなんて言えない笑）

３０分後

香月

すみません！遅刻しました！

凛子

おはよう香月ぃ

美雨

香月先輩！先日は本当にありが──

ナオ

遅いですね笑

ナオ

おはようございます

香月

美雨

先日は本当にありがとうございました！

美雨

お詫びと言っては何ですが…

凛子

へえ！美雨ちゃんが作ったの！？

香月

すっげ…

美雨

あの後体調が良くなったので、作ってみたんです

美雨

お口に合えばどうぞ

香月

……うま笑

凛子

お店で売ってるのみたいだね！

香月

普段料理しなさそうだから、あんまり期待してなかったんだけど

美雨

ちょっと！ひどいです！

香月

すごく美味しいよ

凛子

ねえ、いちゃつくのは後でにしてよー

美雨

え？いちゃついてないですけど…

美雨

美味しいって言ってもらえて嬉しいです！

美雨

ナオくんもよかったらどうぞ！

ナオ

本当に？ありがとう！

ナオ

あ

凛子

あ！？

香月

えぇ…

美雨

自分で食べれるでしょ！

ナオ

冗談だよ笑

ナオ

そんなに怒らなくても……ん！美味しい！

香月

……お先（ボソッ

ナオ

…はい？

香月

何でもないよ

香月

美雨のクッキーでみんなやる気出たっぽいので

香月

仕事しましょう！

凛子

そうね！

凛子

今日もテキパキしててらしいわー笑

美雨

ふふ…

ナオ

はい。美雨ちゃ──

美雨

香月先輩！

香月

……はい？

凛子

（何で急に冷たいんだか…緊張してるのバレバレ）

美雨

昨日の分、全部やってくれたんですか？

香月

まあ…そんなに多くなかったじゃん

美雨

多いですよ！

凛子

多いわよ！

凛子

……あ、ごめん笑

ナオ

……

美雨

今日は香月先輩中心にお手伝いしたいです

美雨

ダメですか？

凛子

私はサポートに誰か回ってくれるならいいわよ

香月

……なら、別にいいよ

香月

凛子、ごめん

香月

なんかあったら言えよ

凛子

私があんたに言わないわけないでしょ

香月

…そうだな笑

ナオ

凛子先輩、早く終わらせましょう

凛子

んーっと、ちょいと話しながらしようよ

凛子

香月と美雨ちゃんは向こうの部屋でやって

美雨

え？あ、はい…？

香月

行くぞ

美雨

わわっ

凛子

行ったね

凛子

じゃあ一つ聞きたいんだけどいい？

ナオ

だから何ですか？

凛子

香月のことなめてるの？

ナオ

いいえ

ナオ

けどあの人が美雨ちゃんを好きな理由は、顔ですよね？

ナオ

それが許せません

ナオ

俺は美雨ちゃんの性格見て好きになったので

凛子

あんたが思ってるより、二人は歯車が同じよ

ナオ

何の話ですか？

凛子

あんたと美雨ちゃんみてると、どうも君が一方的に引っ張ってるようなしか見えない

ナオ

……（否めない）

ナオ

香月先輩より好きな自信はあります

凛子

君は引っ張りすぎ

凛子

あんた達が付き合っても、美雨ちゃんが疲れて壊れちゃうわよ

凛子

（ナオくんが合わせない限り…ね）

ナオ

そんなことないです

ナオ

美雨ちゃんだって俺のアプローチにはいつも嬉しそうに反応を

凛子

困ってるわよ

凛子

ナオくんと美雨ちゃんは歩幅が違う

凛子

だから、諦めて？

ナオ

凛子先輩も香月先輩のこと好きじゃないですか

凛子

うん、思った通り

凛子

一週間程度でそんなこと読み取ってしまうなんてさすがね

凛子

私はあなたと違って双方的だから、彼の恋は応援するつもり

凛子

香月が幸せだと私も幸せだし

ナオ

自分にまで、よくそんな大嘘つけますね

凛子

……嘘はないわ

凛子

一番の幸せじゃないけど、別に結果でも彼が幸せならいい

凛子

だから私にとって、ナオくん

凛子

あなたは邪魔なの

ナオ

綺麗事ばかりでよくも

ナオ

美雨ちゃんは必ず俺の虜にしますからね

凛子

させないから

凛子

あと、香月に女子っぽいとはあまり言わないで

凛子

地雷だから

ナオ

あ、はあ笑

ナオ

良き弱点をどうも

美雨

終わり！

香月

終わりー！

香月

だいぶ慣れたね、手つきが軽やか

美雨

そりゃ一週間経ちましたから

美雨

でもわからないところはあるので、それは教えてくださいね！

香月

わかったよ

香月

凛子ー、そっち終わった？

凛子

ナオくんとは相性良いみたいですぐ終わったから雑談してたよぉ

凛子

これから、私ナオくんとペア組んでいい？

香月

いやいや、無……

香月

そうすれば俺は毎日美雨がサポーターか…

凛子

いーでしょ？

ナオ

俺は絶対嫌ですけどね

凛子

んもー冷たい

ナオ

ま、最後は俺なので

ナオ

ハードルを上げるという意味ではこれでも構いませんよ

凛子

…ははは！さすが！

凛子

じゃあ明日から、このペアで！

香月

オッケー

美雨

えぇ…！？

美雨

（まだ少し苦手なのに…）

ナオ

オー！

ナオ

美雨ちゃん、お互い頑張ろうね

美雨

あ、うん…！

美雨

頑張るね！

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