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「e・デール・リーヴァ」
これは
人々に魔女と呼ばれた
たった”一人の少女”リーヴァの
遠い遠い昔話
学校なんてない時代
少女は一人、本から知を得た
「知っている?」
「ジュエってものが外国にはあるらしいの」
「玩具って意味だそうよ」
「玩具、面白いのかしら?」
「ꉂこの国には”玩具”無いもの」
「ꉂだからって」
「外で”遊ぶ”なんて」
「大人から習ったことないけれど」
「子供は今の時代」
「皆大人の”玩具”だものね」
「あーあ、」
「なんだかくらい気分になってしまったわ」
「そろそろお部屋へ戻りましょう」
「お母様に怒られてしまうわ」
「母は君にだけ厳しいね」
「…」
「お母様が私達に向ける2つの顔が嫌いなの」
「貴方は大切なお姉様だけど」
「少し…羨ましいわ…ꉂ、」
「やっぱり私」
「外が好き」
「外でジュエをして」
「お友達と遊びたいわ」
「お茶会だけだもの...」
「今日も勉強よ」
「私が代わりだから」
「……あーぁ」
「…一人で喋るのも虚しくなるわね」
「一日一回は必ずここに来ているの」
「”神様”を信じないと...学ぶことすら嫌になるもの」
「あぁそうだ!」
「今日は作法の学びがあるだったわ」
「玄関まで送るわね」
「今日はありがとう」
「...?」
「どうかしたの?」
「ꉂ確かに行くのは嫌だけれど」
「”神様”が見ているでしょう?」
「行きましょう?」
「怒られてしまうわ」
怒るのは神?それとも大人?
「...」
「貴方は大切なお友達だけど」
「教えられないことだってあるの」
「ごめんなさい」
「踊りってとても難しいのね」
「足を挫いてしまったわ」
「でもそれが原因で今日は勉強だけよ」
「久しぶりの休息ね」
「お姉様は_」
「あぁ、お仕事が_」
「…」
「ꉂちょっとした失敗よ」
「これくらいなんともないわꉂ」
「ただ、明かりがあるだけましよ」
「次は失敗しないわ」
「絶対に」
「...」
「ꉂ...」
「とても静かね」
「ねぇ、?」
「...,!」
「ねぇ!」
「誰もいないの、!?」
「お願いよ!」
「返事を...返事を返して欲しいの...」
「...」
「ꉂꉂ」
「あー、可笑しいわ」
「なんだか全部」
「面白くて」
「楽しい」
「玩具に見えてきたの」
「ꉂ」
「嘘つきばっか」
「なんで誰も」
「ほんとを教えてくれないの?」
「どうして助けてくれないの?」
「どうして気づいてないの?」
「それでも」
「神の信仰を止めては行けないの」
「ꉂ 」
「きっと誰も知らないわ」
「私が」
「たった」
「16の少女だって言うことを」
「ꉂ」
「私が愛らしくないの?」
「私を一人にしたの?」
「どうして」
「私は玩具なの?」
「完璧なんていらないの?」
リーヴァ
「ずっと一緒だったでしょう?」
ねぇ、おねえさま
少女は完璧だった
容姿
作法
成績
知識
...
完璧な少女は
気味が悪いと
身勝手ながら
人 々 は
少 女 を
玩 具 の 様 に
無 造 作 に 扱 い
魔 女 と
煙 た が っ た
魔 女 は
嘆 き
神 に 祈 る
神 を 信仰する魔女は
私は
嫌 わ れ て
当 然 な の で し ょ う か
最後にリーヴァは
魔女として
最愛の姉と共に
処刑される
e・デール・リーヴァの昔話
これにて終幕
「海空の伝承」 第一章~第八章 要約書済
魔女を創ったのは紛れもない人間様