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続きまってます!
新連載読み終わりました! et弔が死にがにこと見えるなんて思いませんでした笑 死神が人間に愛しちゃだめなのに… これからどうなるのか楽しみです! 続き待ってます!!☺️
みぅ🤍🥀です。読了しました。 死神の掟と、それに抗いそうになる気持ちの描写がすごく繊細で、冒頭から心掴まれました。特に「笑っているのか」って呟くシーン、苦しくて、でも尊くて。彼女が自分に「まだ大丈夫」って言い聞かせる場面も、胸がぎゅっとなりました。 最後、目が合ってしまうところ、もう掟が破れる瞬間の空気感が美しくて切なくて…続きが気になります。凜寧さんの描く世界、静かだけど確かに熱があって、とても好きです。
人は、いつか必ず死ぬ
それは逃げることの出来ない摂理であり、
この世が生まれた瞬間から定められている
絶対の法則だった
だから、死神は存在する
命の終焉を見届け、迷える魂を導くために
それ以上でも、それ以下でもない
人間に情を抱いてはならない
人間に姿を見せてはいけない
そして、
────人間を愛してはならない
それが、死神という存在に刻まれた掟だった
どこまでも白い空間だった
天井も、壁も、床さえも境界が曖昧で
静寂だけが果てしなく広がっている
そこには季節もなければ、昼夜もない
時間という概念でさえ希薄な世界
俺たち死神はその場所を『管理の間』と呼んでいた
jp.
ya.
jp.
低く落ち着いた声が響く
死神の中でも1番高い位をもつ彼が
1冊の古びた台帳を俺に差し出した
俺は無言で受け取り、その貢を静かに繰る
羊皮紙のような紙面には、
金色の文字が淡く浮かび上がっていた
担当対象:橙野 et 年齢:17歳 病名:特発性間質性肺炎 残存寿命:365日
ya.
死神にとって1年は短い
何百年、何千年という時を生きる俺らにとって
それは一瞬の瞬き程の時間
だが、人間にとっての1年は違う
笑って
泣いて
誰かを好きになって
夢を語って
未来を描くには十分すぎるほど長い時間だ
ただ、
その時間があと1年しか残されていない
ya.
事故でもない
災害でもない
寿命を迎える理由は
生まれつきのその身体ひ、宿ってしまった病
どれだけ医療が進歩しても、
治療法はなく、
命は静かに、触まれていく
ya.
jp.
短く答え、俺は台帳を閉じた
感情なんて必要ない
見届けるだけ
それが仕事だ
授業中
窓から入り込む春風が
白いカーテンをゆっくりと揺らした
教師の声は穏やかに教室へ流れ
生徒たちは思いゝにノートを撮っている
俺は教室の後ろで、et彡を見つめていた
よく笑う子だ
友達の小さな冗談にも肩を震わせて笑い
先生に当てられては少し照れたように笑う
その笑顔は、まるで命の残り時間など
存在しないかのように明るかった
et.
小さな咳
ほんの一瞬、et彡の顔が苦しそうに歪んだ
左手が胸元へ添えられる
浅く、細い呼吸
na.
隣の席の友達が心配そうに覗き込んでいた
et.
何事も無かったように振る舞う彼女
その笑顔に偽りはない
だからこそ痛ゝしかった
俺は無意識にら拳を握り締めていた
彼女の心臓は、誰にも気づかれない
速度で触まれている
血液を送り出す力は日々を重ねる毎に弱まり
命という灯火は少しずつ燃え尽きようとしていた
誰にも見えない
だけど、死神には見える
彼女の胸に宿る命の光が、
少しづつ淡くなっていることを
ya.
ぽつりとこぼれた言葉は誰にも届かない
余命を知らずに笑っているのではない
知っていて笑っているのだとしたら
その強さは一体どこから生まれているのだろうか
〜放課後〜
茜色へ染まり始めた帰り道
川沿いでは菜花が風に揺れ、
桜の花弁が水面へ落ちてゆっくりと流れてゆく
et.
彼女は1人、鼻歌を歌いながら歩いていた
俺はその後ろを静かについて行く
まるでストーカーのようだった
だけど、俺の姿は見えないから問題は無い
彼女は時折立ち止まり、
空を見上げては目を細める
et.
その声はどこか愛おしげで、
春という季節そのものを抱きしめるようだった
あと1年
あと1年しか彼女はこの景色を見ることはできない
そう思った瞬間だった
et.
et.
彼女の足元は明らかにふらついていた
彼女は電柱へ手を付き小さく息を吐く
胸元を抑える指は震えていた
苦しそうな呼吸
けれど数秒後には深呼吸をして小さく笑った
et.
その呟きは、
自分自身に言い聞かせてるように聞こえた
胸の奥が深く傷んだ
死神は命を奪う存在ではない
寿命を迎えた命を導くだけだ
だから助けられない
触れることも支えることも許されない
その事実が今日ほど残酷だと思ったことはなかった
ふとすると彼女は俺を真っ直ぐ見つめていた
ありえない
人間と目が合うことなど、あってはならない
しかし、彼女の琥珀色の瞳は
たしかに俺を映し出していた
et.
et.
et.
死神などに心臓など必要ないはずなのに
その錯覚すら覚えるほどだった
そして彼女は不思議そうに首を傾げ
優しく微笑んだ
et.
ya.
死神として何百年も守り続けた『当たり前』が、
音もなく崩れ落ちた
────人間に姿を見られてはいけない
その絶対の掟が、春風と共に
静かに破れた────
新連載『桜が散るその日まで────。』
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