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兄6人と仕事場の先輩に溺愛されてます

第79話 - 第77話　弦月藤士郎の想い出

345

2023年04月04日

#にじさんじ

#ご本人様とは一切関係ありません

水飛　怜

注意夢小説口調迷子キャラ崩壊ご本人様とは関係ありません

次の日から、麻衣さんは僕の隣にずっといた

麻衣

ねー、弦くん好きな食べ物何？

藤士郎

好きな食べ物ですか

藤士郎

…グミ、とか？

麻衣

グミね、わかった

不思議に思って麻衣さんを見ると手を器のような形にしていた

そこに突然、何かの袋が現れた

麻衣

はい、グミ出来た

藤士郎

え？

麻衣

私ね、なんでかわかんないけど思ったもの作れるんだよね〜

藤士郎

すごい…

麻衣

あげる

藤士郎

え、でも…

麻衣

私に干渉してくれる子、初めてだったからさ

麻衣

お祝いとして、ね？

藤士郎

ありがとうございます…！

麻衣

あ、弦くんの仲間の子にもあげる？

藤士郎

仲間の子…景くんと晴くんですか？

麻衣

多分その子達だね

藤士郎

待ってください、今多分こっちに──

景

藤士郎〜！疲れた〜〜！！

晴

ちょ、お前うるせぇよ！

藤士郎

あ、2人ともお疲れ様〜

麻衣

そうそうこの子達！

麻衣

何か出して欲しいものある？って聞いてみて

藤士郎

あ〜、2人とも

景

ん？

晴

どうした？

藤士郎

今ここに神様がいるんだけど

藤士郎

何か出して欲しいものある？ってさ

晴

出して欲しいもの、？

景

ん…じゃあこの空に星出して!

藤士郎

だってさ．

麻衣

規模でかーw

麻衣

いいよ、わかった

景

うわ！すご！

晴

マジで出した…

藤士郎

麻衣さん、

麻衣

？

藤士郎

ありがとう

麻衣

…！

麻衣

…うん、

麻衣

こっちこそありがとう！

藤士郎

今日も2人は任務か…

藤士郎

最近は僕の方にはあまり来ないから

藤士郎

少し暇かも

藤士郎

麻衣さんはどう思いますか?

麻衣

…

藤士郎

麻衣さん？

麻衣

…ん、あ、なに？

藤士郎

どうかしましたか？

麻衣

いや、まぁ…

麻衣

なんとなく、嫌な感じがする

藤士郎

嫌な感じ、？

麻衣

そう

麻衣

なんか…すごく桜魔の世界がドロドロしてる

麻衣

…まさか、ね

藤士郎

…今日は早めに迎えにいきましょうか

麻衣

その方がいいね

藤士郎

景くーん、晴くーん、

藤士郎

2人ともどこー？

麻衣

…止まって

藤士郎

？

麻衣

……戦闘音

麻衣

弦、ここから動かないで

いつもの弦くんという呼び方ではなかった

藤士郎

？はい

麻衣

…絶対に来たらだめだよ

藤士郎

…わかりました

藤士郎

…来ない

あれからもう1時間は経っているのに全く帰ってくる様子がない

藤士郎

…行かなきゃ

魔

ぐあ"ぁぁぁぁぁぁあ"ｯ！

麻衣

…うるさい

麻衣さんはそういうと魔を剣のようなもので切った

麻衣

…君達大丈夫？

晴

ｯ…大、丈夫です

晴

ただ、長尾が…ｯ

藤士郎

え……？

晴

ﾋﾟｸｯ

晴

弦、月？

麻衣

…やっぱり来ちゃったか

藤士郎

景、くん…？

景

ははｯ…しくった…w

麻衣

喋らないで

麻衣さんは景くんの体に手を近づけ傷を治した

景

…ありがとう、

麻衣

2人も下がってて

麻衣

弦くん、君は2人を連れて逃げて

藤士郎

でも、麻衣さんはｯ…！

麻衣

私はここのカミサマだよ？

藤士郎

…じゃあ

藤士郎

僕も残ります

麻衣

…

藤士郎

貴方1人だけなんて嫌です

麻衣

…じゃあ危ない時だけ加勢して

藤士郎

！

麻衣

2人を今から向こうに送る

麻衣

2人は傷を治してて

晴

わかりました、！

景

絶対帰ってこいよ

魔

ｸﾞｱｧｫｯ

麻衣

私の世界で騒ぐな

魔

イギャァァァア"ッ

魔

ｸﾞｱｧｧｧ"ｯ

魔

お"ぉぉぉっ？

藤士郎

ｯ！麻衣さん危な─────

麻衣

弦くん

藤士郎

今話してる場合じゃ─！

麻衣

私達神様が本気を出したらどうなると思う?

藤士郎

え、？

麻衣

正解はね、こうなるんだよ

麻衣

あ、一応耳塞いでて

麻衣

拡散しちゃうと危ないから

藤士郎

あ、はい

麻衣

…『全員まとめて消え失せろ』

その言葉を放った時魔が一気に消えた

藤士郎

消えた…?

麻衣

どう？

麻衣

これが私達の本気

藤士郎

お、怒らせたらやばそう…

麻衣

そうだね．瞬殺かも

藤士郎

うわぁ…

麻衣

とりあえず、

麻衣

誰も死ななくてよかった

麻衣

帰ろう

藤士郎

はい！

だけど別れは必ず来る

藤士郎

そろそろですね

麻衣

そーだね

景

なんで俺らにも見えてんの?

麻衣

ん〜、最後だから？w

晴

なんすかそれ

麻衣

…まぁ、君たちと出会えて良かったかな

麻衣

この星空だって

麻衣

長くんがいなかったら存在しないわけだしね

麻衣

神様…として、こうして生きてきたわけだけど

麻衣

こんなに接してくれる人初めてだったから

麻衣

嬉しかったよ

晴

…泣かせる気なんですか

麻衣

ははっ、どっちでもいいよ

麻衣

う〜ん…だから、

麻衣

なんか私らしくは無いけど

麻衣

…『幸せ』を感じられたかな

麻衣

だから本当に感謝してるよ

麻衣

ずっと一緒にいてくれてありがとう

麻衣

何回も話しかけてくれてありがとう

麻衣

友達になってくれてありがとう

麻衣

幸せを感じさせてくれてありがとう

麻衣

私を見てくれてありがとう

麻衣

もっと伝えたいありがとうがある

麻衣

たくさんもらえた

麻衣

たくさん得られた

麻衣

たくさん笑えて、怒れた

麻衣

人のために怒ったのなんて初めてだったから

麻衣

正直私はこれからも君たちと一緒にいたい

麻衣

だけど…叶わないから

麻衣

叶えることなんて出来ないから

麻衣

せめて、願うくらいは

麻衣

憧れるくらいはいいかなって

麻衣

そう思わせてくれてありがとう

気づけば僕も2人も泣いていた

麻衣

あはっ、泣かないでよ〜

そう言って僕たちの涙を拭いてくれた

麻衣

私が最後に見るのが君たちの涙なんて

麻衣

許さないからね

晴

…また、会える、よね

麻衣

うん、きっと会えるよ

景

そしたらまた…

麻衣

ずっと私達は友達だよ

藤士郎

っ…麻衣、ちゃ…っ

麻衣

…！

藤士郎

僕、君に会えて…ｯ良かった…っ

藤士郎

だからｯ…また…っ

藤士郎

また会えたらっ、その時はもっと…ｯ、！

僕は麻衣ちゃんに抱きしめられた

麻衣

…やっと友達みたいに呼んでくれた

麻衣

嬉しいなぁ…

麻衣

うん、もっとお話しようね

麻衣

その時はきっと友達じゃなくて仲間だろうね

麻衣

私も君たちに逢えてすごく嬉しかった

麻衣

…ずっとこのままだったら良かったのに

麻衣

…もう時間だ、行かなきゃ

藤士郎

待ってｯ…！

僕から離れたその温もりに縋るように僕は彼女の服の裾を掴んだ

藤士郎

行かないでっ…ここにいてよ…ｯ

麻衣

…ﾆｺｯ

君は笑った

柔らかく、優しく笑った

その笑顔があまりにも綺麗で

僕には君を引き留められないと思った

すると君は僕の顔に手を当てて指で涙を拭った

そして耳元で

麻衣

またね、藤士郎くん

と言った

次僕が瞬きした時にはもう

君は、もういなかった．

懐かしい思い出だ

忘れることなんてない、大切な思い出．

それをまた君と紡ぎたいんだ

あの満天の星空の下で．

兄6人と仕事場の先輩に溺愛されてます

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麻衣ちゃーん、！！！！！！馬鹿かわいい♡ （なんかキモいんだよな。）続きも待ってます！！

水飛　怜

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