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たった数秒の事だった。
友人と、日の落ちかけている風景を
のんびり眺めているだけだった。
真結
友人は、私が携帯を取り出そうと、
目を、離した隙に…
真結
私の友人は何者かに背中を押され、
落ちようとしていた。
人生で一番強く、願った。
もう、届きそうにない手を伸ばした。
真結
手からスッと、冷たいものが抜けていく気がする。
同時に、視界が霧で包まれる。
何が起きているか分からない私は、
あった筈の地面をすり抜け、何処かへ堕ちた。
真結
遊瑠。
遊瑠。
遊瑠。
遊瑠。
遊瑠。
遊瑠。
魔法屋、始めました。