コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『狐の窓』
『狐の窓』とは、指で窓の形を作って覗き込み、妖怪の正体を見破るという呪術的な民間信仰と、それに基づいた子供の遊び
「やり方」
①中指と薬指を折り曲げ、親指とくっつけて狐の形を作る
②両手で組み合わせて、指の隙間が「狐の窓」となるようにする
③その窓から覗き込み、息を吹きかけたり、呪文を唱えたりする。
④唱える呪文は、『けしやう(化生)のものか ましやう(魔性)のものか 正体をあらはせ』や『狐食ってうまかった尻 尾の先は窓にかかった』等を唱える
「やったから起こること」
①相手の正体を見破る
狐の窓を通して見ると、化かすなどの妖力を失うとされている。これは、怪しいものの正体を見破ることができれば、人間が優位に立てるという信仰に基づいている。
②異界を透視する
隙間から覗くことで、人の世ならざる、怪しいものが潜む異界を透視できるとされている。
「注意・警告・忠告」
①狐の窓をやってしまうと、異界を覗き込むことで不測の事態を招く可能性がある
②とても"危険"なため、決して軽い気持ち等で試さないで下さい。試したとしても、"自己責任"です
「呟き」
もしかしたら身近の人に、"人ではない者"が混ざり込んでいるかもしれませんね(*^^*)