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『○○ちゃんってかわいい笑顔するよね！』
『…そうかな？』
『うん！皆かわいいかわいい言ってるよ！』
『…ありがとう』
『○○にはこっちが似合うんじゃないかしら』
『えっ、でも、 私こっちが─』
『ほら！とても似合ってるわ』
『、うん、こっちにする』
『すごーい！○○ちゃんまた満点だ！』
『ありがとう』
『お父さん、お母さん。 高校の進路何だけど…』
『私…私立に行きたいんだ』
『…何を言ってるの？ 都立に決まってるじゃない』
『そうだな、○○は頭もいいし、 大学は良いところに行って、医者になったらどうだ？』
『…考えて、みる、ね』
どうして、お父さんとお母さんは私のことを全部決めちゃうの？
私だって…目指したいものがあるし、…
何回笑顔にしたら終わるのかな？
わた、し…──
【笑顔の数だけ】壊れそう…。
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