優
私は
優
鬼舞辻無惨との戦いで致命傷を与えられてしまった
優
これが終わったら君とあの家で幸せに暮らすと約束をしていたのに…
優
死にたく…ない
優
君を…置いて
優
泣き虫で私がいないとダメな君をひとりにしたくない
優
死にたく…ないよ
優
……
優
ぜん…くん
優
ごめんね……
優
ずっと…
優
君を愛してる…
優
また…ね
優
ああ、眠たいな
優
瞼が重いや
もしも
もしも来世があるのなら そんな淡い願いをしながら私は目を閉じた
せめて最期くらい貴方に名前を呼んで欲しかったな でも、微かに"優"って聞こえたような気がした
優
私が最期に見たのは
優
必死に手を伸ばして、焦ったようなとても泣きそうな苦しそうな…
優
そんな表情をした…善くんだった
栗花落優
熟年:16歳
鬼舞辻無惨との戦いの際死亡
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とある少年が呟いていた
善逸
いかないで優
善逸
俺をひとりに…しないで
その少年の手には刀が握られていた
善逸
今行くよ