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夢の中の君は……

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夢の中の君は……

1 - 夢の中の君は……

♥

9

2019年06月30日

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私(主人公)

よし。寝よう。

私(主人公)

おやすみー

私(主人公)

zzz

君! ここに来ては行けない!

私(主人公)

え、?

今すぐ戻りなさい!

戻れなくなる!

私(主人公)

なに?

私(主人公)

(でも、戻り方わかんないよ)

私(主人公)

嫌よ!

意地っ張りの私は、素直に教えて。ということが出来なかった。

何故だ!

……

とりあえず今は私の家へ

私(主人公)

……分かった。

あ、名前を教えてなかったな。

私の名はハクだ。

私(主人公)

あ、よろしく

私(主人公)

ちなみに私は千尋

ハク

千尋か、よろしく

ハク

あだ名は千でいいな

私(主人公)

いいわ

ハク

とりあえず夜が明けたら戻れるはずだ

私(主人公)

分かった

そして、ハクと名乗るものと一夜を明かした。

私(主人公)

はっ!

私(主人公)

え、ここ……

私が目を覚ますと、不思議な世界は消えていた。

私(主人公)

なんだ夢か

私(主人公)

あのハクって人かっこよかったなー

私(主人公)

とりあえず学校行こー

学校で……

私(主人公)

はぁー今日もあの夢見たいなー。

私(主人公)

あ!バカバカ!何考えてるの!私。

私(主人公)

ちゃんと授業受けなきゃ!

家に帰ってから寝る時間が来た。

私(主人公)

あのことなんか忘れて寝よう!

私(主人公)

zzz

ハク

また来たのか……

ハク

ダメだ

私(主人公)

私だって来たくて来てるんじゃないわよ!

ハク

そ、そうなのか?

ハク

帰り道は分かるよな?

私(主人公)

帰り道……?

私(主人公)

わ、わかるわよ!

また意地を貼ってしまった。

ハク

じゃあ、今すぐ戻りなさい!

私(主人公)

嫌だ!

ハク

じゃあ、夜明けには戻れ!

私(主人公)

分かったから!

今日もハクと一夜を明かした……

私(主人公)

はっ!

私(主人公)

夢か……

学校から帰っきた。

私(主人公)

眠い……

私(主人公)

寝ようー

私(主人公)

zzz

ハク

また来たのか……

ハク

むやみあたらに来るんじゃない!

私(主人公)

ウルッさいなー

ハク

とりあえず夕方は危険だ

ハク

私の家から出るんじゃないよ?

ハク

私は食料を買いに行く。

ハク

ここで大人しくしててよ!

私(主人公)

分かってるし

ハク

じゃあ、行ってくる。

私(主人公)

ふふ

私(主人公)

ちょっと探検しよー

街の人たち

人間だ!

街の人たち

美味しそうだ!

街の人たち

かかれーー!

私(主人公)

え!?

私(主人公)

なに!?

私(主人公)

逃げなきゃ!

私(主人公)

やばい

私(主人公)

足が早い……

街の人たち

行けぇー!

ハク

千!?

ハク

街の者達!

ハク

私が捕まえて料理をしておく! 今日の夜に我が家に来い! その代わり今はこの人間を、私に貸しておくれ!

街の人たち

独り占めするなよ!ハク!

ハク

分かっています!

私(主人公)

(裏切り者……

私(主人公)

叫びたいけど恐怖で叫べなかった。

ハク

来い!

私(主人公)

う、……

ハクの家にて……

ハク

千!?

ハク

あれだけ外に出るなと言っただろ!

私(主人公)

裏切り者!

私(主人公)

私はやっと話すことが出来た。

ハク

大丈夫だ、

ハク

あいつらは人間を食べたことがないから、

ハク

今日蛇の肉を買ってきた。

ハク

それをどうにか料理するよ。

ハク

そして千は今すぐ戻りなさい!

私(主人公)

無理よ……私帰り道わかんないよ……

ハク

知ってるんじゃないのか?

私(主人公)

ごめん、私嘘ついてた。

ハク

しょうがないな

ハク

僕が帰らせてあげる。

ハク

でも、もう二度とここに来ることは出来ない。

私(主人公)

二度と……?

ハク

そうだ

私(主人公)

分かった。

私(主人公)

戻るよ……

ハク

はい。 ここから出て、

私(主人公)

分かった。

私(主人公)

ありがとう♡♡

ギュ!

ハク

…!?

私(主人公)

大好き。

私(主人公)

また会える日があれば

ハク

わ…わかった、ありがとう😊

私(主人公)

こちらこそ!

私(主人公)

バイバイ!

!?

私(主人公)

私戻ってる。

私(主人公)

あれは夢…?

私(主人公)

ハグした感覚が残ってる。

私(主人公)

まぁ、いいや!

私(主人公)

ハクありがとう。

END

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