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看病
淳太
朝。 珍しく隣が静かで、淳太は薄く目を開けた。 いつもなら起きた瞬間から、 「じゅんたー!朝やでー!」 なんて騒がしい声が飛んでくるのに、今日はやけに静かだった。
淳太
肩を揺すると、小さく眉を寄せるだけ。 違和感に額へ手を当てた瞬間、淳太の顔色が変わる。
淳太
大毅
全然大丈夫そうじゃない。 しげは苦しそうに目を細めながら、それでも淳太の服の裾をきゅっと掴む。
大毅
弱々しい声。 普段あんなうるさいくせに、熱出すと急に甘えるのずるい。
淳太
そう言うと、しげは安心したみたいに少し笑った。
大毅
淳太はため息をつきながら、冷えピタと水を持って戻る。
淳太
大毅
淳太
苦笑しながら身体を起こしてやると、しげはそのまま淳太にもたれかかってきた。 熱でぼーっとしてるせいか、距離感がおかしい。
大毅
淳太
大毅
頬を擦り寄せてくる大型犬。 ほんま調子狂う。
淳太
大毅
淳太
大毅
その言葉に、淳太は一瞬黙る。 しげは熱で潤んだ目のまま、真っ直ぐ見上げてきた。
大毅
反則やろ、そんな顔。 淳太は観念したようにベッドへ腰を下ろす。
淳太
するとしげは満足そうに笑って、淳太の手を握ったまま眠りについた。 その寝顔を見ながら、淳太は小さく呟く。
淳太
でもその声は、どこか優しかった。
収録終わり。 スタッフと楽しそうに話す淳太を、しげは少し離れた場所から見ていた。
「中間さん今日もおしゃれですね〜!」
淳太
笑いながら返す淳太。 その横顔を見て、しげはむすっと口を尖らせる。
大毅
淳太
大毅
絶対別にじゃない。 楽屋へ戻ってからもしげは静かで、ソファにどかっと座ったまま動かない。 淳太はそれを見てため息をつく。
淳太
大毅
淳太
隣へ座ると、しげはじとっとした目を向けてきた。
大毅
淳太
大毅
淳太
子どもみたいな理由。 でもしげは真剣だった。
大毅
ぽつりと落ちた声に、淳太は少しだけ目を丸くする。 しげは視線を逸らしたまま、小さく呟いた。
大毅
珍しく弱気な声。 淳太は数秒黙ったあと、ふっと笑う。
淳太
大毅
しげが言い終わる前に、淳太はその頬を軽くつねった。
大毅
淳太
その瞬間、しげの顔が一気に明るくなる。
大毅
淳太
大毅
騒ぎ出したしげを見て、淳太は呆れたように笑った。 すると次の瞬間。 ぎゅっ。 突然抱きしめられる。
淳太
大毅
耳元で甘える声。 ほんま犬や。
淳太
そう言いながらも、淳太はしげの背中をちゃんと撫で返していた。
しげじゅんです!
上手くできたかわかんないですけど、犬系彼氏と世話焼き彼女的な感じです
またじゃんじゃんリクエストください!
琴でした
コメント
1件
うおおおおおお最高すぎます