TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

春と夏

一覧ページ

「春と夏」のメインビジュアル

春と夏

1 - 春と夏 #1 初めて

♥

21

2019年10月17日

シェアするシェアする
報告する

静かな病室 無機質な白い部屋 誰も開けようと思わないパンドラの箱

はじめまして。山田 渚(やまだ なぎさ)です。これから一緒みたいだから仲良くしましょうね。

そう話しかけてきた少女は渚(なぎさ)といった。 新しい病室に来て整頓をしていた時、急に話しかけられきょとんとした少女はっと我に返り軽く会釈をした。 少女は人見知りを発揮しそそくさとまた整頓を始めた。

…お名前、聞いてもいい?

桜子

…桜、子…後藤、桜子(ごとう さくらこ)。

さくらこさん?

桜子

そう、です…あの、何歳ですか?

ここに来る時看護師さんに聞いたけど、同じ歳だよ。だからその、敬語もなしで気軽に話して欲しいの。

桜子

そ、そうなんだ。分かったよ。
えっと…私のことは桜子でいいよ。

桜子って可愛い名前だね。…桜ちゃんって呼んでもいい?私桜好きなの。

桜子

うん。…私も桜好き。

綺麗だよね。心が落ち着くし、可愛い。

桜子

うん、綺麗。

あ、私のことも渚でいいよ。

桜子

えっと…渚ちゃん…?

うん!ここには長いこと患者が入ってこないから寂しかったの。
お友達ができて嬉しい…!

桜子

ずっとここにいるの?

うん。私7歳の時から外に出たことないの。

桜子

7…歳……

重い病気でね…治らないんだと思う。それを医者達は必死に治そうとしてくれてる。

桜子

…私も治らない病気なんだって…だから一緒にいれられたのかな。

そうかもね。でもそのおかげでお友達できた!満足だよ。

桜子

そうだね。これから長くなるかな。

病院から出るまでは一緒にいれるけど、……ってそもそも退院できないか。

桜子

…どうだろうね。

それから随分と話した2人。 渚は久々の友人との会話にとても心を弾ませていた。 桜子は渚の境遇を想い、これからもたくさん話そうと決めた。

さくらちゃんはなんの季節がすき?

桜子

季節、かぁ…やっぱり春かな。
あでも、夏も好き。

なんで?

桜子

春は暖かいし…絵のコンクールがたくさんあったり、花が沢山咲いてるから絵が描きやすいんだよ。
夏は単純に青い空と青い海の絵を描くのが楽しいからかな。

ほぉー絵ばっかり!ww

桜子

絵描くのが好きなんだ。ゆういつの楽しみかな。

いいねそういうの。素敵。

桜子

ありがとう…。渚ちゃんは季節何が好きなの?

私も実は春と夏なの。

桜子

へえ、なんで?

春と夏ってさ明るくなるんだよ。
だんだん太陽の登る時間が長くなってだんだん明るく元気になってくの。
だから…私も春から夏にかけて一緒に元気になって生きたいって思ったの。

桜子

素敵…!わたしも、私もそんなふうに思いたい!

うん!気持ちが楽になるの。

桜子

…なぎさちゃんの病気は治るの?

桜子

_この時の私はこの質問がどれだけ愚かなものか…知る由もなかった。

……うん。

治るよ!

一緒に頑張ろ!

桜子

うん…!
同い年の子が同じ病室でよかった。

そうだね。おじさんとか入ってきたらどうしようかと思ってたよ。

桜子

あははっ!嫌だね。

そうして話しているうちに外は暗くなり、病室の扉を高らかに叩く音がした。

ん…?桜子ちゃんのお見舞いかな。

桜子

え、私なの?

そうだよ。…はーいどうぞー!

日和

やほー!桜子

桜子

お姉ちゃん!学校終わったんだ。おつかれ。

日和

うん。調子はどうよ。

桜子

全然大丈夫。お友達とお話してたの。

日和

あ、うるさくしてごめんなさいね。初めまして桜子の姉の 後藤 日和(ひより)です。桜子がお世話になります。

いえいえ!私は山田 渚です。ずっとひとりで寂しかったんで嬉しいです!

日和

そう、それは良かったわ。渚ちゃん、私とも仲良くしてねん

よろしくお願いしますー

桜子

ねえお姉ちゃん、下の売店でいつものチョコ買ってきてよ〜

日和

私、パシリじゃないんだけど。

桜子

おねがいーーー

日和

わかったわかった。渚ちゃんは何かいる?

え、いやいや私は大丈夫です!!!今月ピンチなんで!

日和

いいよ別にバイトしてるし。

桜子

渚ちゃん、お姉ちゃんは甘えられるのが好きなんだよ。この間だってね彼氏と_

日和が桜子の頬をのばし言葉を静止した。

桜子

いたいいたいお姉ちゃん。ごめんって。

ほっぺ柔らかいね桜ちゃん。

日和

まあ甘えられるの慣れてるから、いいよチョコ買ってきてあげるよ。

え…っと…お願いします?

日和

承知!

そうして日和は病室を後にした。

面白い人だね桜ちゃんのお姉さん。

桜子

ごめんね渚ちゃん。

いやいや、楽しいよ。

桜子

…さっきなんで私のお見舞いだってわかったの?

……私のお見舞いなんて誰も来ないからね。

桜子

お、親とか友達は…?

友達はもう覚えてないなー。小一の頃の友達なんてもうみんな私のこと忘れてるよ‪。
中高と行ってないからクラスにひとつ席が空いてるだけでみん不思議には思わないと思うよ。
行けないのに受験させられたんだよ!‪w‪w

桜子

……どうして?

ん?

桜子

どうして親は来ないの?

……知らない方がいいこともあるんだよ。
君は清らかで優しいから、僕はそれを汚すようなことは言えない。
そんなセリフあったよどっかで。

桜子

…そっか…。ごめんね。

いいのいいの!お見舞いなんていらないし。大丈夫だよ。

強がってはいたが、自分で言うと思いのほか悲しいことに気づいて少し笑顔が固くなった渚。

桜子

…渚ちゃん。わたしがいるから。わたしはずっと友達でいるから。

…うん。ありがとね。

日和

到着なり。はい2人とも。

桜子

わーありがと!

ありがとうございますひよりさん。

日和

いやーね堅苦しい。日和でいいっての。

いやいや。年上ですんで、じゃあ少し崩します。

日和

よろ

桜子

お母さんは?

日和

お母さんは今春月(はづき)を迎えに行ってるよ。もう少ししたら来ると思うから。

桜子

春月泣いてた?

日和

ずっと泣いてたよ。あんたがいないから寂しいんだろうね。

_いなくて寂しい。
そう思ってくれる人がいることが
とても羨ましかった。

桜子

_渚ちゃんはいつも笑っていたけど、いつもどこか寂しそうな目をしていてその目を見つめることは、出来なかった。
まるで目の部分だけを目に見えない何かでおおっているようだった。

日和

近くが小学校でよかったね。これから春月も来たい時に行くよう教えとくわ。

桜子

うん!

ふわぁっ………。

桜子

渚ちゃん眠いの??

昨日遅くまで本読んでたから寝不足ー…

日和

あらら、お邪魔かな?

いや大丈夫ですよー私寝とくから話しててくださいね。

桜子

あ…

気を使ったのか、カーテンを閉めて眠りについた渚。 申し訳なく思った桜子が、折り紙でおった鶴をカーテンの中に投げた。 受け取った渚はそれを握り、眠った。

春月

桜子ーーー!!

日和

お、はづき。

桜子

はーちゃんいらっしゃい。

桜子 母

さくら、体調はどう?

桜子

うん!お母さん、なんか久しぶり。

桜子 母

何言ってるの、朝別れたばかりでしょ。

日和

お母さん桜子は甘えん坊だから。

春月

ねえねえさくら、今日はづき先生怒られたの。

桜子

え、何したの?

春月

鉛筆折ったの。

日和

おう…妹が怪力。

桜子

やばいよ日和…妹こわい。

桜子 母

先生から折れた鉛筆返してもらったんだけど、綺麗に真ん中で折れてたのよ。笑えるでしょ。

桜子

あはは……あ、隣は同い年の渚ちゃん。今は睡眠中だから静かにね。

春月

なぎさちゃん?

桜子

お友達だよ。

桜子 母

それは良かったね。さくら。うるさくすると迷惑だし、会談スペース行きましょうか。

桜子

うん!

日和

桜子動いて大丈夫なの?

桜子

走ったりしなければ大丈夫!

春月

いこーさくら!

桜子

はーちゃんしーっ。

日和

なんか飲みもん買ってこようか

桜子

わたしミルクティー。

春月

はづきオレンジジュース!

桜子 母

私は緑茶で。

日和

承知。

4人は病室を出て会談スペースへやって来た。

桜子

あー家帰りたい。

桜子 母

完治したら帰れるわ。

桜子

治るの?

桜子 母

当たり前じゃないですか。なんのためにこの病院に来たの。

春月

さくらの病気は必ず治るってお医者さん言ってた。

桜子 母

そうね言ってたわ。

桜子

ふーん。

日和

はい、どうぞ。

春月

あ!梨のやつ!

日和

ちょはづきそれ私の!

春月

はづきこっちがいい!

日和

オレンジ誰が飲むんだよ…

桜子

お姉ちゃん飲めばー?

春月

梨ははづきに飲まれたがってる。ひよりはオレンジが飲んでほしいって。

桜子 母

ふふっ、どんまい日和。

日和

…しゃーないな。梨高かったのに。

桜子 母

私出したげる。いくら?

日和

…いーよ別に。私バイトしてるって。

桜子

やさしーさすが長女は違うね。

日和

長女も次女もそう変わらんわ。
私17であんたもう少しで誕生日だけど15じゃん。
2つしか変わらんし。

桜子

2つって大きいよ?

春月

はづきは8才!

日和

9歳も離れてんのな。…はづき背伸びた?

春月

ちぢんだ!

日和

多分それ違う。

桜子 母

はーちゃん大きくなったじゃない。

桜子

私は身長止まったよ。

日和

え、何センチ?

桜子

159でそれから1年変わってない。

日和

え、1年も?やば。

桜子 母

あんたも伸びてないでしょ。

桜子 母

去年から5ミリ程度でしょう。

日和

それでも桜子よりは伸びてる。

他愛のない会話をして、日は完全に暮れた。

桜子 母

あら、もうこんな時間。夕食だわ。
桜子、また来るわね。

春月

えーー!やだやだ!

日和

はづき、ずっとここにいたらはづきは二度と桜に会えなくなるよ?

春月

なんで!

日和

だってずっとここにいたら面会時間すぎて警察に捕まって、桜が退院しても会えないよ?

春月

やだ!帰る!

桜子 母

流石長女。

日和

よし帰るぞ。またね桜。

桜子 母

部屋に送ってかなくて大丈夫?

桜子

うん平気!またね!

春月

またねー!さくらー!

桜子

ただいま渚ちゃん。

………。

桜子

まだ寝てる?そろそろ夕食運んでくるから起きてー。

んあ…?あ…さくら、ちゃん。

おはよう。

桜子

ごめんね渚ちゃん。気を使わせて。

いや全然?眠たかっただけだよー。

桜子

そっか。今日のご飯なんだろうねー。

覚悟しておきな桜子ちゃん。病院食ほど質素なものは無いからね…。

桜子

大丈夫大丈夫!うちいつも質素だから!

看護師

失礼しまーす。

桜子

わあー!

美味しそうに見えるんだよ。

看護師

やーね渚ちゃん見えるだなんて。まあ確かに味は薄いけどね。

てか今日誕生日だよね?おめでと!22歳ーーー!

看護師

あらー!ありがとー!てか年齢はこうかいしなくていいわよ!

桜子

おめでとうございますー!

看護師

うふふ、ここ担当だから仲良くしてちょーだいね桜子ちゃん。

桜子

はーい。

食べてみて。

桜子

いただきまーす!

桜子

……え、なにこれ味ない。

ね、薄すぎるよね、逆にストレス溜まって死ぬわ。

桜子

えほんとやばいなにこれ。

今日は赤味噌だ。ゆういつ味濃いめじゃない?

桜子

え、これ赤味噌なの、薄いよ。

これが8年間だからね。

桜子

お、おお…大変ですね…

食事を終えた2人は入浴するため大浴場へ向かった。

桜子

ここの病院綺麗だね。廊下の香りもなんかお花の匂いする。

私がお願いしたの。最初来た時から綺麗だったんだけど無臭すぎて逆に嫌で。

桜子

そうなんだ。いい香り。

大浴場はもっと綺麗だよ!温泉みたいな!

桜子

へえー!

今の温泉がどれだけのものなのか知らないけどね‪w

桜子

病院から出ることは出来ないの?

できないねー。

桜子

そっか…。

それでも久しぶりにお友達ができて嬉しい。

桜子

うん!

桜子

うわぁ!大きな窓!!外丸見え!

ちゃんと囲ってあるからね。

桜子

旅館みたいー!

旅館行ったことないんだよなー。

桜子

あ、そうなの?

ホテルはあるんだけどね。

桜子

そっかー、じゃあいつか一緒に行こう渚ちゃん。

…うん。

2人はそのまま大浴場をあとにした。

あーなんかすっごいすっきりした。友達と入るとか初めて。

桜子

そうなんだ。よかった。

さくらちゃんの髪はふわふわだね。

桜子

渚ちゃんの髪はさらっさら。

そう?ありがとう。

桜子

星が見える。

うん、綺麗だねー。

桜子

そろそろ寝る?

そうしよっか。

おやすみ桜ちゃん。

桜子

おやすみー

それぞれベッドの区切りのカーテンを閉めずに目を閉じた。 しかし桜子は初めての入院生活でそれでいて友達とお泊まり会をするとはいえないようなベッドでなかなか眠れずにいた。

桜子

………。

桜子

(寝れない。)

桜子

(そうだ、今日1回もスマホ触ってなかった。みんなどうしてるかなー。)

桜子がチャットアプリを開くと、そこには100件以上のメールがたまっていた。

桜子

(131件…!?なになに!)

桜子

(あ…)

100件以上のメールに何かあったのかと焦ったが、全て自分が入院してることへの心配だった。 クラスのほとんどが心配してメールを送っており、グループチャットでは心配という言葉に続いて学校の出来事や勝手に喧嘩を始めていた。

桜子

(わたし…ずっと放置してた。)

さ く ら こ ٭❀*

みんな、おそくなってごめん。無事!

優花

さくら!!!!

り お こ ☻

ぁぁぁぁぁさくらぁぁ!

TAKUMI

桜子が無事!

Kouya Huzioka

おお桜子生きてる

さ く ら こ ٭❀*

生きてるよ普通に笑

AIKA ☆

さくらちゃん心配したよ( ; ; )

り お こ ☻

ずっと返事無かったからほんとに大事なのかと…(T_T)

みさと & ももか

あ!桜ちゃん!!

みさと & ももか

先生が急に入院してるって言い出すからほんとうみんな大騒ぎしてたよ( ´т т` )

さ く ら こ ٭❀*

もしかして他学年まで広まっちゃった…?

TAKUMI

いや俺が一応言うなって言っといた。先生は他のクラスには何も言ってないから多分大丈夫。

優花

さすが生徒会長なんだけど。

みさと & ももか

安心してね桜ちゃん!

瑠夏

さくら!!

琉斗

桜子じゃん!

優花

あと5人?くらい気づいてないから待っとこ

さ く ら こ ٭❀*

うん笑笑

7分後…

あかね ☼にばん②

え!!!桜!!!

あかね ☼にばん②

ええええごめんね遅れて(; ࿀ ;)

琴美 ♬いちばん①

うわぁぁぁぁぁさくらぁぁ!!

琴美 ♬いちばん①

今日まじで心配した(; ࿀ ;)

琴美 ♬いちばん①

ごめんね、遅れて(; ࿀ ;)塾だったの(; ࿀ ;)

あかね ☼にばん②

私も…(; ࿀ ;)

さ く ら こ ٭❀*

全然大丈夫だよー!ありがとね二人とも!

瑠夏

ごめんなさい言うの忘れてた、愛里はスマホ修理であと2人は知らん。

AIKA ☆

寝てるかもね‪w‪w‪w‪w

Kouya Huzioka

もう夜だし

り お こ ☻

おこんなに通知荒らして起きないの最強笑

琉斗

いやだけどほんと桜子大丈夫か?

さ く ら こ ٭❀*

今んところはなんともないよー

TAKUMI

高校入学した時言ってたな。
心臓が弱いか体調悪くなること多いって

さ く ら こ ٭❀*

うんそれ。

優花

( ; ; )

さ く ら こ ٭❀*

毎日みんなの報告聞きたいな。

さ く ら こ ٭❀*

私も報告するから。

AIKA ☆

了解!

みさと & ももか

私ら今日先輩ら交流会したよ!

Kouya Huzioka

百人一首した

TAKUMI

ぼろ負けだって‪w‪w‪w

さ く ら こ ٭❀*

そうなの‪笑いいな

さ く ら こ ٭❀*

私は2人部屋で同い年の女の子の友達が出来たよー。

さ く ら こ ٭❀*

渚っていうんだけどすっごい可愛いの。

みさと & ももか

へー!みたいー!

瑠夏

お見舞いとか

瑠夏

無理そう?

さ く ら こ ٭❀*

むしろ来て!!

り お こ ☻

行くー!

さ く ら こ ٭❀*

うん!

TAKUMI

そろそろ桜子も寝ないと体調もっと悪くするぞ

TAKUMI

ここらでやめてまた明日話そーぜ。

瑠夏

賛成

琉斗

琴美 ♬いちばん①

桜ー!おやすみ!暖かくしてゆっくり寝てね( *˘ ³˘)♡♡♡

さ く ら こ ٭❀*

みんなおやすみー!ありがとー!

TAKUMI

おやすみ

り お こ ☻

おやすみーーーさくらー!

優花

さくらおやすみー

Kouya Huzioka

おやすみ

AIKA ☆

さくらちゃんおやすみー

みさと & ももか

おやすみー!

瑠夏

おやすみさくらー!

あかね ☼にばん②

ごめんすでに寝てた‪wおやすみさくら!!早く元気になってねー!

琉斗

おやすみ桜子

桜子

ふぅ…。

桜子

(みんなすっごい心配してくれてた…。ありがとう。)

眠れる気がした桜子は目を閉じて、静かに眠りについた。

to be continued…

この作品はいかがでしたか?

21

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚