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キムテーーーこっわ
てひょん結構やばめだけどこういうお話凄いすき(
小さい頃から、ずっと疑問だった。
何故、犬や猫は僕達より早く死んじゃうのか。
僕達と同じ生物なのに、寿命は違うなんて
そんなの可哀想過ぎる。
僕は大人になってから犬を飼った。
名前は、うゆ。
牛乳みたいに白い毛だったからなんだけど、よく他の例えは無かったのかって言われるんだ笑
可愛くて、人懐っこくて、愛嬌がある
そんなうゆを僕はずーっと溺愛していた。
でも、そんなある日
うゆは死んだ。
僕が家に帰ったら
床でうずくまって、死んでいた。
悲しくて、悲しくて
声が枯れるほどずっと泣いた。
もう、犬や猫を飼わない。
僕より先に死んでしまうから。
でもある日、僕は思いついた
先に死んでしまう生き物を飼うんじゃなくて
同じ寿命の生き物なら、悲しまなくて済むんじゃないか。
それに気付いた時、すぐにそれを捕まえに行った。
最初の子は、反抗的な男の子だった。
ずーっと暴れてるから、何度も何度もしつけしたけど
その子は言う事を聞かないから
別のペットを飼う事にした。
2匹目は、可愛らしい女の子。
びくびく怯えていて、見ていて可哀想だった。
この子にもしつけしたけど、なんか怒っちゃったから
この子も捨てることにした。
3匹目は、小柄な男の子。
なんか話してたけど、ペットが人間の言葉を話せる訳ないから無視した。
この子はしつけをしたら泣いていた。
もしかして、ここが怖いのかな。
可哀想だから、楽にしてあげた。
4匹目は、ちょっとだけ筋肉質な男の子。
たまにはこういう子もいいよね!!
この子にしつけしようと、檻を開けた瞬間
僕は壁に押し付けられた。
Hoseok『目を覚ましてよ、テヒョンア』
Hoseok『俺は、お前のヒョンみたいな、存在だろ?』
Hoseok『こんなのイカれてるっ…』
この子は、何を言ってるんだろう
そんなはずないじゃないか。
だって僕は、君の飼い主なのだから。
Taehyung『…何言ってるの?』
Taehyung『ペットが僕のヒョンなわけ無いじゃん』
Taehyung『嘘吐くなんて、悪い子だね』
Hoseok『っ、テヒョンア!!!!』
ああ、この子もダメだ。
なんで上手くいかないのかなぁ、、
そこで、僕の先輩に聞いてみる事にした。
Taehyung『ねぇねぇユンギヒョン』
Yoongi『ん?』
Taehyung『僕ね、ペット飼ってるんだけど』
Taehyung『中々上手くいかなくてさ…』
Taehyung『どうしたら懐いてくれると思う??』
Yoongi『お前が何を飼ってるかによる』
Taehyung『僕と同じ寿命のペットだよっ』
Yoongi『…お前、まさか』
何故かユンギヒョンの顔は、引きつっていた。
僕、何かおかしい事言ったかなぁ…??
Yoongi『……テヒョンア』
Taehyung『ん~??』
Yoongi『今、そのペットを飼ってるのか?』
Taehyung『んーん、今は新しい子を探してる途中』
Yoongi『なら、提案がある』
Taehyung『なになに~??』
『俺を飼ってほしい』
ユンギヒョンは確かにそう言った。
お望み通り、僕は彼を飼った。
ユンギヒョンは今までの誰よりも良い子で、言うこともしつけも全て上手くいった。
その分、僕は彼を可愛がってあげて
ユンギヒョンはその度に可愛い反応をしてくれた。
なんか、うゆを思い出すなぁ
うゆも言う事をよく聞いて、撫でたりすると尻尾を振って喜んだ。
もう、僕のペットはユンギヒョンだけでいいや。
愛してる、という意味を込めて僕は彼に接吻した。
たまたま、ユンギヒョンと散歩してたら
車が突っ込んできて
僕を庇ったユンギヒョンが
亡くなった
なんだよ
僕と寿命が同じの生き物でも、僕より早く死んじゃうじゃないか。
それなら、それなら
いっその事僕の従順なペットをまた見つけて
監禁しちゃえばいいんだ。
そうすれば、車が突っ込んで来ることも無いし
僕はずっとペットを可愛がる事が出来る。
ペットも、ずっと僕と一緒に居られる事が出来る。
我ながら良い考えだ、うん。
Taehyung『ねーねー、ジョングガ』
Jungkook『何ですか?』
Taehyung『僕のペットにならない??』
Fin .