/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ニカ
私の友達で同じ部活にAっていう子がいるんだけど、けっこうわがままなところあるし厄介なところあるけど、なんだかんだよくつるんでたんよね。
ニカ
また別の友達のRは熱があるにも関わらずAに遊ぶことを強要されていらい、Aのことを嫌いだとか、LINEをブロックしたいとか言ってました。
ニカ
まあたしかにそれは私もひどいなって思って、友達同士で愚痴ったりしてました。
ニカ
Aは去年くらいから不登校になりました。
ニカ
とあるお祭りで演奏した帰り、バスの中で後輩がAを見つけました。私も、Rも、後輩たちも、「祭り来るくらいなら部活こいよ」って思いました。
ニカ
そして今年、三年生になって午前中だけでも学校に来るようになりました。
ニカ
顔を数回合わせたけど、私はAとは一言も話していません。
ニカ
Rや周りの友達は、あれだけAのことを言いながら普通に接していて、遊ぶ約束までしてました。
ニカ
私はなんで普通に話せるんだろうって思いました。めちゃめちゃ嫌ってたやん。は？
ニカ
どうやら人間は「そういう人」にかまいたがるようですね。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ