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ちけっと!!!サブ垢
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ミリア
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目が覚めるとノクターンはいなくなっていた。
帆晴
起きあがろうとすると首筋が攣るように痛む。
帆晴
痛い、痛い…いつか聞いた声が頭の中で響いておかしくなりそうだ。
今すぐこの屋敷を出なければ。この屋敷は呪われていて、私はまだ魔女の夢の中にいるのかもしれない。
部屋を出てメイドを無視してエレベーターに乗ろうとしたが、エレベーターは止まっていた。
しかたないので階段で9階から一気に駆け降りる。
帆晴
ヒールとドレスに慣れていなくて躓いてしまう。
帆晴
ドレスを破こうとするとなんだか悲鳴が聞こえた気がして手を止める。 どれだけ階段を降りただろうか。やっと門が見えた。
門に手をかけたその時。
ノクターン
体が動かなくなる。動かそうとしても動かせない。いや、頭の中で「動くな」という声が反響する。
ノクターン
背後にはノクターンがいた。振り向くこともできずにいると、近づいて手首の傷を鋭い爪で抉られる。
手首から血が溢れる。ノクターンが今どんな表情をしているのかはわからない。 だが、息が乱れているのが聞こえた。あのノクターンが息を乱すなんてことがあるのか。
ノクターン
ひとりで訳のわからないことを呟いていると思えばまた手首に手を当てられる。
今度はどんな痛みが待っているのだろうか…しかし、待っていたのは痛みではなかった。 治癒だ。血が止まり、割れた皮膚が塞がる。ぼーっとして、気分が良くなってきた。
ノクターン
帆晴
ノクターン
帆晴
話している途中で首筋の牙の跡に爪を立てられる。
ノクターン
引き抜くかと思いきやさらに深く突き入れ、出したり入れたりを繰り返す。
絶対に泣いてはならない、そう感じた。きっと苦しめば苦しむほどこの男は喜ぶのだ。 なにせ、750年を拷問に費やした頭のおかしい変態なのだから。
無反応でいればそのうちつまらないと言って捨ててくれるはず…
しかし、その考えは甘かった。
泣いて苦しむ人間なら腐るほどみてきた。憎しみを抱いて耐えるものを屈服させる方がよほど面白い。そう考えていたのだ。
ノクターン
帆晴
ノクターンは帆晴が耐えきれなくなるまで続けるつもりだった。
ノクターン
帆晴
ノクターン
ノクターンは指を強く突き刺した。
帆晴
ノクターン
帆晴
突き刺した場所の肉を抉るように中で引っ掻く。
常人には耐え難い痛みだった。しかし、ノクターンへの恨みと、助けてと叫んで妹をこの男に合わせるわけにはいかないという思いが上回った。
ノクターン
本当のところはもう限界だった。今すぐ叫びたい。家に帰りたい。涙が溢れた時、今まで耐えていたものが溢れ出した。
帆晴
ノクターン
帆晴
恥を捨てて吐き出す。冷や汗が止まらない。これ以上耐えたら本当に気絶してしまいそうだったからだ。
これは屈服ではない。防御だ。
ノクターン
ノクターンは指を引き抜いて治癒を始めた。散々痛めつけられた後治癒というのはあまりにも幸せな時間だった。
麻薬のように皮膚に染み込んで脳を刺激する。
ノクターン
帆晴
沈黙が答えを表していた。
コメント
1件
うわっ…第3話、めちゃくちゃハードだったね…😭💦 ノクターンの執着と支配っぷりがエグすぎて読んでて息止まったわ…。それでも泣くのを必死にこらえる帆晴の強さが逆に胸に刺さる。「これは屈服じゃない。防御だ」って自己暗示かけるシーン、めっちゃ好きだし辛い…!治癒の感覚を麻薬みたいに描いてるところもエモくてゾクゾクしたよ…次が気になりすぎる!😣💕