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コメント
3件
お前美味すぎやろ
朝の博麗神社は静かだった
掃除をしていると、風鈴がなる。
私はほうきを止めなかった
魔理沙が来なくなってから。
特別なことは何も起きてない
ただ、それだけだ。
霊夢
誰に聞かせるわけもなく、そう言った。
それでも、魔理沙の言葉を思い出す夜もあった。
でも、泣かなかった。
魔理沙が幸せなら それでいいと思った
そう思えた自分を。
嫌いにならずにいられた。
境内の隅に
日当たりのいい場所がある
空を見上げる
なんの変哲もない。
青い空
霊夢
誰もいない空に
小さく言う
失恋は、霊夢から何かを奪った
けど、全ては奪われなかった
魔理沙が来ない神社で。
それが不幸かどうかなんて
もう考えなかった
それでも_朝は来る
朝の神社に
見慣れた靴音がした
魔理沙
振り返ると、魔理沙が立っていた
久しぶりなのに、
「 久しぶり 」
なんて、言えなかった
魔理沙
霊夢
そんなどうでもいい会話
沈黙が落ちる。
気まずさはなかった。
ただ、踏み込めない線が
ただそこにあった
魔理沙
魔理沙が言う
霊夢
嘘じゃなかった
魔理沙は幸せそうで
゛私゛は壊れていなかった
それだけで充分。
魔理沙
魔理沙に問われる
霊夢
魔理沙は笑った
霊夢も少しだけ笑った
恋人には戻れない。
けど、それが2人の選んだ道だった
霊夢は一人で空を見上げる
霊夢
小さく呟いた
失ったけど、失ってない。
一瞬だけ止まり、掃除を始める
魔理沙が
またふらっと来るかもしれない神社で。
恋は終わった
けど、関係は生きてた
ーーそれが
この失恋の
唯一の救いだった。
あなたは
幸せだったと思いますか?