これはもしかしたらあったかも知れない
別世界の物語
ある所に、「キトル王国」があった
その王国は、王族が中心となり、国を動かしていた
この王国は、他には無いところがある、…それは…。
いずれ───
住人
住人
住人
住人
住人
今日も、住人の声が街に溢れている
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そう言い、いつも賑わっている商店街を通り抜ける、毎日毎日ぎゅうぎゅうの道をかき分けて行った
そして彼らは住宅街に入る道…ではなく
森へと繋がる道へ向かった
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赤目のパーカーを着た青年が素早く叫ぶ
2人はそれを聞くとすぐに口をつぐみ、木の陰に隠れた
本当にタッチの差でグループが通り過ぎて行った
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森の中を進んでいく
足音を全く立てない姿は…普通の一般人には見えなかった
数分進んで行くと不思議な事に木々で隠されている鉄の扉があった
地面に埋まっているそれらを彼らは見下ろす
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ライトが青く光った
するとそこそこ大きい鉄の扉が、音もなく空いた
彼らはその穴に
飛び込んだ
スタッ…
すまない先生
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すまない先生
カイ
エンダーさん
レッド
レッドが鼻で笑う
それから3人のジドッとした目線に「変わらないってことだ!!」と冷や汗をかいて言い直していた
広くて長めな廊下を進む、所々に部屋があり、まさに「家」という感じだった
すると人々が集まってきた
すまない先生
スケさん
スケさん
すまない先生
佐藤
カイ
ブラック
ブラック
ブルー
ブルー
ゴースト
たったッ、と上り下りの音が聞こえる
ゾンビ
ゾンビ
ゾン兄
ゾンビ
兄の圧で渋々口を閉じるゾンビ
だが前にバレかけたのは本当のこと。バナナがため息をつきつつ言った
バナナ
バナナ
赤ちゃん
ストレイ
ゾン兄
ゾン兄
ドリーム
ドリーム
わっちゃわっちゃしてると上の階から声が聞こえた
銀さん
銀さん
マネー
ソイル
ソイル
すまない先生
下から叫び返して上へ行く
皆階段やハシゴを驚く程の速さで登る、その動きはやっぱり一般人には見えない
上へ行くと部屋があり、席に着いていた
スタッ
ウェザー
ブルー
ゴースト
すまない先生
ここは、巨大地下シェルター。
いつ、建てられたのか分かっていない、そして、ここに住んでいるのは
スケさん
スケさん
全員
マネー
ブラック
カイ
カイ
ゾンビ
ストレイ
ストレイ
ドリーム
ドリーム
数十人の、能力者達だった
彼らが覚えていない頃から、ここに住み続けている。言い換えればそれほどの間、バレなかったという事だ
もちろん、こんな事が見つかれば、ただ事ではすまない。だから、
長い間、隠し続けていた
自分達の…存在を
それは、ある物に長い間見て見ぬフリをしてきた、という事になる
あるものとは───。
そもそも、あんな王族なんかに───。
赤ちゃん
赤ちゃん
レッド
銀さん
エンダーさん
途端にエンダーさんが話し始めた
全員が真剣な目でエンダーさんを見つめる
エンダーさん
レッド
カイ
その話し方で、全員話す「内容」が何となく分かってしまっていた
これは、能力者達が繰り広げる
ある一つの世界の…王国の物語である
Goodbye,smallworld 開幕
コメント
4件
すごッ…最近見始めたけどクオリティが上手すぎじゃない?めっちゃ楽しみ!!
わーわーわーわー!! 始まったよ!始まったよ! すっごい楽しみ!もうPrologueから私との格の違いが明らかになる…! 最高すぎる!続き楽しみにしてる! あと、あけましておめでとう!今年もよろしくね!