TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

及川

まぁ、青城に入る事は決まったけどまず病院に行こっか

日向

及川

見てわかんないの、そのアザ

日向

あ…コレは

及川

言わなくて大丈夫だよ。分かってるから

及川

さ、病院行こ

日向

う、うす……
(病院苦手なんだよなぁ…)

―――――――――――――――

医者

この痣の量…

日向

……(どうしよう、言葉が出ない…)

日向

(でも言わねぇと…)

及川

チビちゃん無理して言わなくて良いからね (ボソッ)

日向

大王様…なんで分かるの……

医者

あぁ、言わなくても良いですよ。
とりあえず塗り薬出しておきますね、2〜3週間ぐらいで消えるので

日向

あ、ありがとう…ございます

日向

(医者さんもなんで分かるの…)

―――――――――――――――

及川

嫌だよォ…まだチビちゃんと一緒に居たい

日向

ははは…あ、今日はアザっした!!
大王様といろんな所回れて楽しかったッす!!

及川

苦笑いしてるのバレバレ〜

今の状況は大王様の太ももの上に俺が座って大王様と顔が俺の肩にのっかっている、さてどうしよう

日向

そ、それと〜大王様…そろそろ

及川

ヤダ、だってチビちゃん目離したらすぐ何処かに行くじゃん

日向

えぇ…(俺は子供かよ………)

日向

家に帰らないとd

及川

ヤダヤダヤダ
チビちゃんと一緒にいるもん

日向

(めんどくせぇなこの人…)

及川

あ、今面倒臭いって思ったでしょ

日向

えっ!!何で分かったんですか!!?

及川

いや、合ってんのかよ……
まぁ及川さんはチビちゃんの事なら何でも分かるんでーす

日向

うへぇ……

及川

(そう、なんでもね…)

及川さんは日向の事を盗聴しているらしい。だけど岩ちゃんにその事バレて最近日向の事を盗聴出来なかったらしいです

日向

(あれ、何か悪寒が…)

及川

あ〜あもう7時だよ…。チビちゃんとお話してたらスグ時間がたつんだよなー。あ!俺の家がソコにあるんだけと上がってく?

日向

お、おお俺家に帰らないと………

及川

え〜いーじゃん。なんなら上がって来て欲しいし…(監禁目的)

日向

ぃぃぃい家に帰りますねッ!!!!
また今度ォオ!!!!!

及川

えっ!!ちょ、チビちゃん!!!!?

その場は危険だと頭の中で警報が鳴っていて全速力で逃げていった

及川

…逃げられちゃったか
まぁ今度はいつでも会えるし……

及川

(でも、大人数で囲んで捕まえた方が利口的だよね………)

――――――――――――

日向

母さん…話があるんだけど

日向母

どうしたのよ、急に改まって

日向

…俺、転校したいんだ

日向母

え…?

日向

烏野で何があったかは聞かないで欲しいんだけど…

日向母

………分かったわ。翔陽、転校しよっか。

日向

う、うん…ありがとうって言いたいけどそんな簡単に受け入れていいの…

日向母

アンタがそんなに改まって言う姿を見て受け入れるしかないでしょ

日向

か、母さん…!!

日向母

でも、何処に転校する気?あまりにも遠かったら翔陽1人で行ってもらう事になるけど……

日向

…青城に行きたいデス

日向母

日向母

アンタその頭で行けるの…?

日向

そ、それなら大丈夫だよ。ソコの先輩にスポーツ推薦してもらったから…テストは受けなくても良いんだ
(まぁ、正しくは無理やり感で誘われたんだけど………)

日向母

ソコの先輩に感謝しなきゃね…
それに青城に行く道40分ぐらいよ。
前とあんまり変わらないから良かったじゃない

日向

あ、ホントだ…!

日向母

じゃ、色々準備しなさいよー

日向

分かった〜!!

――――――――――――

日向

ユニホーム…

小さな巨人 憧れだった 烏野高校にも入学できた ユニホームが貰えた 同じ10番だった 仲間だって…

日向

まだ一緒にバレーしたかったなぁ…

――――――――――――

日向

行ってきまーす!!!

日向母

行ってらっしゃい…気をつけてね!

日向

…分かってるよ!!

今日は烏野へ行く最後の日 退学届けを出して 帰るだけなんだけど

日向

…ユニホームまだ返してないんだよな

気まずかった。ユニホームを返す時絶対という確率でバレー部と会うからだ 正直、無実を証明したかったが証拠が無い。

日向

でも、ユニホームを返すだけだ!!恐れるな日向翔陽!!!

学校に着いた途端、睨まれた気がした。それも大人数で。職員室に入ると俺を腫れ物のように扱ってくる教師達 退学届けを出すと何処か安心したような顔をしてきた。後はユニホームを返すだけだ。

日向

…体育館

少しだけ寂しいように感じれる。まだまだ未練があったようだ。 それと、運のいい事に体育館には誰も居なかった。

日向

次のユニホームは大切に扱ってほしいな……

そんな事を呟いて俺は体育館を後にした。もうこれで終わったと思いきや…

及川

やっほ〜、チビちゃん

日向

なんでアンタが校門に居るんスか…

及川

やだなぁ〜俺はチビちゃんが心配で来たんだよ。他の奴らに手出されるかもしれないでしょ!

日向

そ、そうですかー…

及川

ほら〜何にもなかったし帰ろ〜

日向

う、うす!

けど、やっぱり不運は重なって

バレー部

…日向?

日向

…!!あっ、

バレー部

お前なんで学校来てんだよ

バレー部

来るなっていったよなぁ…

日向

う、あぁ…そ、の

バレー部

喋んじゃねぇよこのクソ野郎

バレー部

ホント…バカなんだね

日向

……

及川

はいはいはーい!!お取り込み中失礼しまーす。どーも及川さんです

バレー部

な、なんで及川がここに…

及川

そんな事よりもさぁ…お前ら揃いも揃ってクズだな。見損なったよ

バレー部

なっ…!!!

バレー部

それは日向のせいだろ!!お前知ってんのかよ、日向のした事!!!

及川

うん、知ってるよ

バレー部

じゃあなんで…

及川

こっちも言わせてもらうけど、皆知ってんの?

バレー部

何をだよ…

及川

チビちゃんが青城に行くこと

バレー部

は…?

バレー部

嘘だろ…?なぁ日向

日向

ひっ…!!

及川

は〜い!!残念でした〜。もうチビちゃんは烏野じゃなくて…

青城だ

雛ガラスは青城へ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

811

コメント

17

ユーザー

烏野見損なったよ本当にね

ユーザー

ブックマークとフォロー失礼します!

ユーザー

ブックマークとフォロー失礼します!! 続き楽しみです(((o(*゚▽゚*)o)))

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚