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屋敷での生活が始まって数日
最初は緊張していたけどちょっとは慣れてきた
広い廊下
静かな庭
使用人たちも思ったより優しい
pr
だけど、”様”にはまだ慣れない
その様子を、廊下の角からじっと見ている視線があることに、俺は気づいていなかった。
夜
akの執務室
大きな机に資料を広げながら、部下が報告している。
ak
akは聞いているようで、聞いていない。
視線は、廊下の監視モニター
そこに映るのは——
pr
pr
使用人と笑っているpr
ak
ak
声に出してしまった
部下が固まる
ak
ak
声はいつも通り軽い
でも指先がトントントンと
机を叩いている
ak
pr
ガチャ)︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
ak
ノックもなしに扉が開く
pr
俺は寝るき満々だったから
パジャマ姿だ
pr
俺を見た瞬間akさんの目が柔らぐ
ak
ak
pr
akさんはベッドの端に腰を掛けた
ak
pr
pr
ak
pr
pr
ak
ak
pr
pr
見られてたと思うと顔が赤くなる
ak
pr
pr
ak
即答
言葉に詰まる…
akさんは俺の手首を軽く掴んだ。
強くない
でも、逃げられないくらいの力
ak
低い声だ、
冗談ぽくない
pr
心臓どくんっと跳ねる
pr
聞いてしまう
akさんは少しだけ視線を逸らしてから、観念したように笑う。
ak
pr
真っ直ぐだ
誤魔化さない
ak
pr
距離がさらに縮まる
ak
ak
その目は、少し不安そうで
強いマフィアの幹部の顔じゃない
一人の男の顔
胸がぎゅっとなる
pr
ゆっくり言う
pr
俺はそっと、akさんのシャツを掴んだ
pr
沈黙……
次の瞬間
ak
ぎゅっと、抱きしめられた
今までより、少しだけ強い
ak
耳元でくぐもった声
ak
pr
ak
でも腕の力は緩まない
ak
pr
ak
pr
ak
pr
ak
pr
pr
冗談っぽく言ったが本当の事だ
pr
ak
pr
ak
静かな告白のような言葉
まだ好きかも分からないのに
言葉が次々へと出てくる
akさんが静かに顔を上げた
ak
pr
数秒見つめ合ってから
akさんが俺の頬に
ak
pr
一瞬。
触れるだけ
pr
何が起きたのか理解が出来ない
ak
ak
悪い笑み
ak
pr
顔が真っ赤
でも嫌じゃない
むしろ___
pr
pr
pr
ak
akさんは満足そうに微笑む
ak
pr
ak
そう言ってベットの中に入ってきた
抱きしめるだけ
ak
pr
背中に回された腕
規則正しい鼓動
その中に、少しだけ強い想いが混ざっている。
”独占欲”
でもそれは支配じゃない
”すき”が溢れすぎただけ
俺はakさんの腕をそっと握る
pr
このドキドキの名前は、もう分かり始めていた